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マーロンヌ

治療終了のメンバー

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【自己紹介】

卵巣がんと乳がんのダブルキャンサーです。
どちらも手術+抗がん剤治療+放射線治療のフルコース経験しました。
卵巣がんは非常に稀なケースで治療が確立していないタイプ、乳がんはマンモもエコーも異状が見つからず非常に見つけにくい
タイプ(わかった時は3Aの段階)で、自分と同じような経験の方を見つけようとネット検索しまくりの日々でした。
(見つかりませんでしたけど。。。ひとくちに癌といっても、人それぞれ、千差万別なのだと実感しました。)

がん治療の副作用はやはり全く出ず、というわけにはいかず色々出ましたが、治療に専念することが出来たので精神的に辛くは
なかったですし、治療は順調にいきましたので幸運だったと思います。

卵巣がんの方は1cの段階でしたが、予後が悪いタイプと言われており、当初は主治医から非常に転移を危惧されていました。
乳がんの方はなかなか見つからなかったためか、3aの段階でした。

私が最も苦慮したのは、卵巣がんの手術の後にお腹に放射線治療をした、その後遺症です。
小腸の癒着があり、すぐに食べ物が詰まってしまい腸閉塞を起こしてしまうのです。
がんの治療入院は終わったものの、腸閉塞で何度も入院を繰り返して、職場復帰も出来なくなりました。
小腸の癒着を解除するための手術を希望しましたが、放射線治療をした場合は腸が脆くなっているため、医師からとてもじゃないが
手術出来ないと言われ、中心静脈栄養法をすることになりました。
食事は出来ないため、高カロリー輸液の点滴を自宅で行っていました。
(鎖骨下にCVポートを埋設、常に輸液パックを持って24時間点滴)
点滴の管理、点滴の針の抜き差しを自分で行っていたので、神経を使いました。
(訪問看護でやってもらうという選択肢もありますが、病院で指導されたので自分でやっていました。
振り返ってみると訪問看護でもよかったのでは?と思いました。)
特に針刺しは上手くいかないと痛いし、精神的にとても疲れました。
幸運にも、そういった生活は2年弱で終了することが出来ました。
小腸の癒着解除の手術を行ってもらえる医師を見つけられたのです。

喜びも束の間、その同じ年の年末に乳がんがわかり、翌年は治療に専念しました。

その後、普通に食事をし腸閉塞になることもなく、2つのがんの再発もなく過ごしておりましたが、放射線治療の後遺症のひとつ
である膀胱の炎症により、血尿が悪化しました。
放射線治療による血尿については、高気圧酸素治療が比較的有効とされているとのことで、治療を受けました。
(がん手術を受けた病院の泌尿器科によると、それ以外の治療法がないということでしたが。)
比較的有効ということで、必ずしも血尿が治るわけでないと説明されましたが、最初と、2度目の治療ではよく効いたと思います。
その後1年は全く血尿はありませんでしたが、その後、3度目の血尿に対しては、あまり効果が得られませんでした。
そのため、自分でネットで調べ、かかりつけクリニックの医師が漢方の専門家でもあったので相談しながら、漢方薬を処方して
もらい、いろいろと試しました。
最終的には五淋散を1日3回のところを2回服用(1日3回服用を続けるとお腹が冷える)で、全く出ないわけでなないが、たまに
少し出るというところまで落ち着きました。
現在は血尿がやや多めに出た時、一時的に服用しています。

私の場合、2つのがんになったことも大変でしたが、放射線治療の後遺症のための療養期間が、長く険しい道のりだったと言えます。

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