患者さんとの関係
配偶者
【関連のエピソード】
2021年2月 飲み込みに違和感があり開業医に受診(父親が食道癌で52歳で他界、病床で言った、飲み込みに違和感と言ったことが受診のきっかけ)
内視鏡でその場で悪性腫瘍を指摘され、大学病院を紹介される
大学病院即入院で治療は抗がん剤2クール+手術
2回の抗がん剤の副作用もほとんどなく、(そのおかげで、依存症に近いアルコールに手を出し、咎められてタバコを吸い)筋力UPとプロテイン、サプリ、様々増量で体重2キロ増で手術に臨む
術前CTで2このリンパ節転移と胸部大動脈瘤が見つかる…青天の霹靂とはこういう事
しかも、この間に弟も食道癌で他界する
まずは、食道癌治療優先
2021年4月、手術
ただ今ICUで格闘中
コロナのおかげで、全く面会ができません
術後吻合部の縫合不全で25日間絶飲食
5月14日やっと水を飲ませてもらう
順調に食事が進み
2021年5月21日退院
経腸栄養をしながら自宅療養中
2021年6月30日
念願の腸瘻抜去
ラコールの影響で下痢が続き、かれこれ二週間くらい腸瘻を使用せず
それでもなんとか退院時の体重をキープして念願が叶いました
2021年8月25日
先月腫瘍マーカーscc が3•4だったのが
2,8に下がって、次回は10月の造影CT
体重がMAX72kが現在60,1k
術後半年まではどうやっても下がると宣告
術中に出た不整脈も問題なさそうで
投薬中止
動脈瘤は静観するしかない様子
2022.4.19
術後、一年健診
造影CT、内視鏡、血液検査異常なし
動脈瘤も進化みられず
リハ…体重は62kで増えないけれど筋肉量が増加
栄養指導…あんなに食べてるのに、栄養状態はギリギリ通過
2023、3、15
2年検診を目前に飲み込みづらくしてるのを発見
考えてみたらやけに咳してる
急遽予約を取って受診
翌日内視鏡で吻合部に再発発覚
22日CT撮影して29日受診
再発は吻合部にとどまり
心配した転移はなし
抗癌剤2クールと放射線治療30回
体重64kになってたのに
2023、4、4入院
翌日から放射線化学療法開始
2023.6.6
放射線化学療法終了後
食べ物の通りは良くなったものの腫瘍消失ならず
キイレトルーダ➕シスプラチン➕5ーFU開始
真面目に体重増量努力をしないために
体重57Kg通常より10kg減
2023、7、4
キイレトルーダ➕シスプラチン➕5FU2回目終了
次回に備えてCVポート埋設
骨髄抑制のため輸血2P施行
体感的に副作用と感じていない為
食欲もあり通常の生活を送る
2023.8.31
シスプラチン➕5FU➕キイトルーダー
の為入院したもののシスプラチンの生涯投与量も遥かにオーバーし、骨髄抑制と腎機能に副作用顕著な為
抗癌剤治療は中止となる
再発後の治療は功を奏して腫瘍は消滅とは言わないものの縮小
以降3週間毎に通院してキイトルーダー投与で経過観察
2023.11.22
11.1撮影のCTで肺に転移が見つかる
キイトルーダーの効果期待できず、
パクリタキセル週一、3週間投与、1週間休薬治療
2024、2、14
造影CTの結果
パクリタキセルの効果が出て
2個あった転移巣が縮小
強い副作用もないのでこのまま継続
2024.3.14
内視鏡の結果再発部位に表面上はがん細胞は消え
パクリタキセルに耐えられそうなので
投与続行
2024、5、9
CTの結果、肺転移が拡大
パクリタキセルの効果がなくなり
何もしないのは…と言う事で
フォルフォックス隔週投与を15日から開始
2024.7.31
フォルフォックス療法が効を奏さず
肺転移巣が増大
体力的に余裕があるので
オプジーボ4週間隔で開始
2024、10、23
オプジーボの効果なく肺の転移巣は肥大
多臓器の転移は今のところなく
緩和療法に移行
今の所生活に支障はない
2025、2、3
自宅近くの病院に転院
1月は1週間おきに40℃の発熱があり
肺炎を疑ったがレントゲン上は肺炎の影もなく
抗生剤でCRP、白血球の数値が落ち着いて来た
特に治療はないので何かあったら受診するという事になる
2025、5、7
呼吸苦と食欲減退で受診
胸水穿刺100c c程度抜去
点滴ブドウ糖250cc
訪問診療の契約
帰宅後強烈な腹痛でトイレに4時間篭る
みかねて夜間緊急受診
やれる事が無いので本人の帰宅意思強く帰宅
2025、5.、9
訪問診療のDrとNsが訪問
薬の調整などしながらDrと雑談
2025、5、13
申請の為に区役所の認定委員が訪問
2025、5、18
徐々に回復していたのに再び腹痛に襲われる
休日夜間にもかかわらず訪問診療に来てもらう
薬の調整をして翌日の訪問予定
2025、5、19
相変わらず腹痛に苦しみ
訪問診療とケアマネ、包括の方々で今後の打ち合わせ
今後を想定して介護ベットとポータブルトイレのレンタル依頼
訪問診療Nsに摘便してもらい
私が処方されたグリセリン浣腸を実施
フェントステープとアブストラルの舌下錠の容量増加
Drは痛み、苦しみを解除するのが大前提躊躇わずに使いましょう、と…
2025、5、20
早朝から腹痛に苦しみアブストラルの舌下で様子を見るが
改善される様子もなく少し感覚は短いけど
前日のDrの忠言通り舌下錠投与
10:20前日Drの紹介で訪問看護師が訪問
清拭をしていただき契約と今後の手続き
苦痛な顔はしていたものの問い掛けに答え
血圧130/89 酸素濃度バラ付きあるものの92程度
訪看さんが帰る時も返事をして
見送って暫くすると
右手の色の変化に気付き、声を掛けると
呼吸はしているものの意識レベルが下がり
血圧が下がりエラーに
慌てて脈を取るが既に触れず
手を握り返しはしないものの
わかる⁇と聞くと首を縦に振る
慌てて訪看に連絡、13時に搬入予定のレンタル業者に連絡
声をかけ続けるが徐々に呼吸が止まった
私の中では12:21を確認
30分後Dr訪問
13:01死亡確認となった
治療を受けた病院
浜松医科大学附属病院→浜松南病院
【関連のエピソード】
信頼出来るドクターで安心してお任せしています
訪問診療Dr、Nsに安心感と安堵感を与えてもらいました
最後に辿り着いて最高の緩和医療を受けられたと思います
只々、感謝です