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2018年春、人間ドックの胸部レントゲンで要精密検査と言われ、検査の結果肺腺がんのステージⅢbと診断されました。検査の結果、免疫チェックポイント阻害剤での治療を勧められましたが、なんの知識もなかったので最初は断りました。その後すぐにピアサポーターの方と面談する機会を得て、さらに各種がん電話相談窓口でも相談するなどし、最終的に免疫チェックポイント阻害剤(キイトルーダ)での治療を選択しました。
診断された時は「もうおしまいなんだ」とも思いましたが、自覚症状がなく、さらに副作用も極めて少ないことから、生活スタイルは全く変わりませんでした。エアロビクスが大好きなのでスポーツクラブに日参、さらに「犬との暮らし方」についての講義をする講師資格取得中だったのですが、診断をはさんで受講→受験→合格、認定講師としての仕事も行うようになりました。2019年3月、切除不能と言われていたのに肺葉切除手術を受けるまでになり、一応肺がんを卒業。それまでは「がんはあるけれど普通に生活できる」、術後は「がんは多分ないけれどちょっと動くと苦しい」。これが肺がん手術というものなのだなぁと実感しています。
2023年より、本格的にがん教育に参加するようになりました。経験者として外部講師の講習を受け、その後自分で教育委員会をいくつも訪ね、今は小中学校でがん教育の授業をさせてもらっています。しかし、そこで先生方が「おおっ!」と驚かれることが多いことから、がん教育は大人にも必要なのだと強く感じているこの頃です。
2018年5月に肺腺がんステージⅢbと判明、同月より3週間ごとのキイトルーダ点滴による治療開始。
9月、筋肉痛や「のびをしたい」というむずむず感に悩まされ、2ヶ月間休薬。
11月、筋肉痛などがおさまったので、キイトルーダ点滴再開。むずむず感は継続。
12月、主治医(内科)より、原発巣が非常に小さくなっていることから、外科手術での切除を勧められる。
2019年1月、PET-CTとMRIで転移がないことを確認、肺機能検査の結果も良好にて、3月に肺葉切除と決まる。
2月、1月末に「最後のキイトルーダ点滴」をして以来、過去最高の筋肉痛と関節痛に大弱り。手術までの我慢と思い、ストレッチ中心のトレーニングを続行。
3月末、肺葉切除手術を受け、がんを卒業、ただし肺活量が減って日常生活がやや苦しい。
2022年4月現在、エアロビクスもでき、小走り程度なら大丈夫になったけれど、筋肉痛と関節痛は残存、ステロイドと鎮痛剤とまだ縁が切れません。
病気でない方がいいに決まっているけれど、病気になってしまった以上、ともに生きる道を探るしかありません。免疫チェックポイント阻害剤は、本庶先生のノーベル賞を機にだいぶメジャーになりましたが、未だに世間での認知度は低いと思います。私の場合、PD-L1の出現率が高かったおかげでファーストラインからキイトルーダでの治療となり、そのおかげで日常生活が診断前と全く同じレベルを維持できていました。こういう治療法もあるのだと、より多くの方に知っていただきたいと思います。肺葉切除後は、やや呼吸が苦しかったけれど、毎朝毎夕の犬の散歩に欠かさず付き合い、スポーツジムでトレーニングを重ねるうちに、ほぼ以前と同じように動けるまでになりました。
[血液型] A型
[星座] 乙女座
[趣味・特技] 犬と暮らすこと、エアロビクス、ジャム作り
[既婚/未婚] 既婚
[長所] 知ること、調べることに熱心
[好きな動物] 犬
[好きなスポーツ] エアロビクス、筋力トレーニング
[好きな色] 黄色
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