日本最大級のがん患者支援団体 NPO法人5years理事長、MILLIONS LIFE、5years PLUSの編集人。 2007年、最終ステージの精巣がんを発病。生存率20%といわれる中、奇跡的に一命をとりとめ社会に復帰。自身の経験から当時欲しかった仕組みをつくりたいとして、2014年に退職し、2015年よりがん経験者・家族のためのコミュニティサイト5years.orgを運営
皆さま、こんにちは。
がん患者さんの社会復帰を支援するNPO法人「5years」理事長の大久保淳一です。
私は、今年4月に『サハラ砂漠250kmマラソン』に挑戦します。
世界で最も過酷なマラソンレースの一つとも言われています。
【概要】
❏期間:2019年4月5日~15日
❏場所:アフリカ、モロッコ
❏大会:7日間で合計250kmを走るステージレース
私は、20年前、NHKのドキュメンタリー番組でこの大会を知りました。
いつか出場したいという夢をもち、毎年トレーニングを積んで走力をつけてきました。
しかし、2007年、精巣がん(最終ステージまで進行)が見つかり、サハラ砂漠250kmマラソン挑戦は果たせない夢となりました。
(2007年8月、がん摘出手術後のICUにて)
がん闘病中の私は、がんが腹部、肺、そして首にまで転移し、抗がん剤が原因で間質性肺炎も併発したため厳しい状況でした。
※結果、現在も肺の3分の1は機能していません。
当時、5年生存率20%と言われたのを覚えています。
しかし、献身的なお医者さんたちの治療と家族のサポート、そして多くの人たちからの支えにより奇跡的に一命を取り留めました。
ただ、退院直後は、信号が赤になるまでに横断歩道を渡れないほど身体が衰弱していました。
その後、長期のリハビリを経て徐々に日常生活に戻り、6年後(2013年)にサロマ湖100kmウルトラマラソンに復帰。
昨年(2018年)は、サロマンブルー(サロマ湖100kmウルトラマラソンを生涯10回完走したランナーに与えられる称号)にまでなれました。
(2018年サロマ湖100kmゴール地点にて)
そして、今年は、がん発症前からの最大の夢だった『サハラ砂漠250kmマラソン』に挑戦します。
個人的な挑戦ですが、結果的に、世の中のがん患者さん達を勇気づける一助になれば嬉しいです。
一方、私が2015年から始めたがん患者さん支援活動「5years」、は、現在ご登録者数が6700名を超える巨大な活動になっています。昨年は、東京・大阪の2ヵ所でイベントを開催しネットからリアルな世界にまで活動の幅を広げています。
(イベントの様子)
あなたがこの情報をシェアして、1人でも多くの方に活動が認知されることで支援につながります。
大久保が「サハラ砂漠250kmマラソン」、「PORTRAIT OF THE DAY」で取り上げられました。1stステージを無事完了したということです。
記事は以下のリンク先でご覧ください。