うりこ

首のしこりが気になり受診してから確定診断（治療法決定）までは約３週間ほどでした。妊孕性温存のため治療前に採卵を行い、入院は確定診断後約３週間後からでした。R-CHOP療法のため1クールのみ入院し、2クール以降は外来でした。5ヶ月間治療を行い、7ヶ月目でPET-CTを行い寛解となりました。 副作用は軽い方だったと思いますが、覚書をしておこうと思います。 ＜吐き気＞ CHOP2時間程後から吐き気が出て、当日のうちは動くのが辛くなることもありましたが、クールを重ねるごとに対策のおかげなのか少しずつ軽くなりました。2日目から1週間程は胃のむかむかした感じが続きメトクロプラミドの頓服薬も使いながら、食事をとっていました。吐くことは1度もありませんでした。 ＜倦怠感＞ CHOP当日は吐き気をやり過ごすため寝て過ごしていました。2日目は少し倦怠感があり、寝たり起きたりしていましたが、３日目からは日常生活程度なら動けるようになりました。プレドニン終了後の3日間程、貧血のような脈が速くなる感じや動くとすぐ疲れてしまう感じがあり、昼寝をしたり早めに就寝したりしていました。3日を過ぎれば散歩なども出来るようになりました。 ＜食欲不振＞ CHOP１～3日目、6～7日目は食欲不振になりました。無理に食べず、おかゆやうどん、ゼリー、ガリガリ君などのアイス、オレンジなどの果物を食べていました。無理に食べると吐き気が出てしまったので、自分の体調に合わせて無理せず食べました。 CHOP4・5日目は味覚障害（塩味を感じにくくなる）やプレドニンの影響なのか急に食欲が出てピザやフライドポテト、おせんべいなどジャンクなものを食べていました。 入院中は様々なストレスの影響なのかこれより長い期間食欲不振になりましたが、家に帰ってきてからは好きなものを食べられたためあまり食欲不振は続きませんでした。 ＜便秘＞ 吐き気の次に辛かった症状は便秘でした。硬くなり本当に苦労したため、酸化マグネシウムやセンノシドを使っていました。 ＜口内の荒れ＞ CHOP3～7日目頃まで喉が痛く感じる口内の荒れがありましたが、口内炎は出来ませんでした。 アズノールという嗽液を処方され、毎食前や寝る前等こまめに嗽をすることで改善しました。 ＜味覚障害＞ CHOP4日目頃から10日目頃まで、お茶や水が甘く感じていました。そのため、炭酸水やグレープフルーツジュース、スープ等で水分をとっていました。 味覚障害の影響なのか、ブラックコーヒー、ケーキやチョコ、ミルク入りの飲み物等の甘いもの、牛肉がおいしく感じず食べられなくなっていましたが、６クール終了２週間後頃からは美味しいと感じられるようになりました。 ＜脱毛＞ 1クール目CHOP10日目頃から少しずつ脱毛しはじめ、12日目頃から1週間程は髪を洗うたびにかなりの量が抜けましたが、全ては抜けず、帽子をかぶると髪があるように見えていました。その後もクールごとに少しずつ抜けていましたが、完全に坊主になることはなく、5クール目にほぼ髪が抜けてきた頃に残っていた少しの髪の毛を切り坊主にしました。眉毛とまつげは少し抜けましたが、最後まで残りました。 ＜しびれ＞ 1クール目のCHOP5日目頃から手の指先にしびれが出始めました。少しずつ全部の指に広がっていきましたが、範囲は指先のみで生活に支障が出ることはありませんでした。寛解後も範囲は少し少なくなりましたがまだ続いています。3クール目頃から歩くと足のしびれが出るようになりましたが、5クール目頃には改善していました。 ＜その他＞ プレドニンの影響で頭痛や不眠になることがありました。頭痛は薬を内服していましたが、あまり効果はありませんでした。 不眠は朝のみプレドニン内服がありましたが、朝食の時間が遅れて飲む時間が遅れてしまうと不眠になる傾向があったため、なるべく朝は一度起きて内服できるようにしたら改善しました。