当5yearsは、登録者間で個別に交換するプライベートメッセージ機能の是非について設立当初より理事会及び事務局内で検討して参りました。
同機能について潜在的な需要があること及び一部の登録者が導入を希望されていることも存じておりますが、現時点では導入を見送っております。
その背景としては参加者が無意識或いは意識的に書いたメッセージ、およびその内容により相手の方が不愉快に感じたり、深く傷つく可能性があるからです。
書く文章は会話と違いイントネーションとか、強弱、微妙な言い回し、声のトーンなどの情報がなく、また顔も見えないため、例え同じ言葉・内容でも誤解されたり勘違いされる可能性が高いと判断しております。
治療中の患者さん及びそのご家族にとっては潜在的なリスクと考えております。
そこは本人同士の自己責任の範疇ではないかというご意見の方もいらっしゃるかもしれませんが、当活動を運営する私共としては、そのような解釈を致しかねる次第です。
一方、個人間のコミュニケーションの果たす大きな役割と重要性は設立当初より理解しておりその実現は私共が目指す方向でもあります。
現在、書くプライベートメッセージ機能に替わる類似の仕組みが導入できないかと検討しており、今後新たなプロジェクトとして開発・導入される可能性はございます。
5yearsに登録されている皆さんにとって有益なインフラとなれるよう引き続き検討を重ねて参りたいと存じます。
NPO法人5years