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2020年7月に当時64歳の母が直腸癌を発症した時の話です。(※長文です)
母は便秘症で、日常的に市販の下剤を頼って排便していました。
2020年6月末頃、いよいよ何をしても出ない。お腹が苦しい。食事も出来ない。ということでやっと近所の内科へ。状況説明で医師にはすぐ分かったようで、前日から食事もとっていないので、その場で内視鏡の検査をする事になりました。しかし、それ用の下剤すらなかなか効かず、4時間後にやっと検査をしようと試みたところ腫瘍が大きく内視鏡が奥まで進まず。これはすぐに手術が必要なので大きな病院へ行きましょう。と紹介状を書いて頂きました。
この時、血液検査もしており、腫瘍の感じと数値を見て、これはステージ1でも4でも無いね言われました。
7月初め、総合病院での精密検査で、癌は周辺の臓器にも浸潤していることが分かり、その後の手術では子宮、卵巣も同時に摘出。癌は肛門から2㎝のところに出来ていたので永久ストーマの造設をすることになりました。
手術は10時間かかりました。
術後の病理結果で、周辺リンパ節へ転移が4つあり、遠隔転移は見当たらなかった為、ステージⅢCの診断でした。
顔つきのよろしくない癌とも言われました。
抗がん剤は、2020年8月から始めて、8クールを終了しました。(2021年1月)
回数を重ねる毎に、最初の3日間くらい怠さがひどくなってきていると言っていましたが、嘔吐は一度も無しです。指先の痺れは少しあり、黒ずんだりはしたものの、きちんとクリームを塗れば皮膚がカサカサになるなどの手荒れの症状は出ませんでした。脱毛などの症状も全くありませんでした。
冷たいものを飲んだり食べたりする時に、口の中がピリッときたらしいです。
術後2ヶ月で、職場復帰をしています。
介護職です。
正社員でしたが、パートで時短勤務にしました。
ストーマの関係で、今までよりは軽めの業務をさせていただいています。
最後の抗がん剤治療の後の診察で、CTや血液検査も問題は無かったです。
先生からは、今は大丈夫だけどね、気をつけましょうと言われました。
2021年1月、正月で食べ過ぎたのか便が出ず
腸閉塞になりかけ、5日間入院しました。
とても苦しそうでした。
2021年4月の定期検診でも
血液検査は問題無くクリアしました。
2022年6月に発症から丸2年の検査がありました。数値も良く、再発もなかったです。
2023年1月に発症から2年半の検査がありました。
数値も良く、再発もなかったです。
今後も、経過観察は続きます。
母と私の経験や思いが、少しでもどなたかのお役に立てれば、と思い登録をしました。
よろしくお願いします。
抗がん剤治療の1クール目。
本人は、まさか自分が癌になるとは思ってもみなかったと言っていました。
でも実は半年前に、とろ〜っとした血便が出ていた事も、その時初めて言いました。
違う違うと、思いたかったのかもしれません。
再発をしない事を祈り、生活、食事の見直しを最大限にしていきたいです。
ストレスをかけないよう、母が楽しく過ごせるように。
母は、ストーマの出口が梅干しみたいでかわいいわ(笑)と言っています。
癌の告知をされてから今日まで
一度も泣いていないらしいです。
いろいろなことに感謝したり、気づきがあったり、母の人生は、ある意味これからがとても豊かになるのだなぁと感じています。
[趣味・特技] 裁縫
[既婚/未婚] 既婚
[好きな動物] 犬
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