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泪眼狼

治療終了のメンバー

泪眼狼

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【運営】非営利NPO法人5years
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【生年月日】1961年06月08日

【都道府県】大阪府

【職業】事務職

【自己紹介】

2014年夏に卵巣がん発症。卵巣とともに子宮全摘、傍大動脈及び鼠蹊部リンパ節郭清を行いました。類内膜腺癌 低分化型ステージIcの診断でした。
2014年秋から半年間の抗がん剤治療を受け、治療しながら職場復帰。
2016年現在経過観察中です。

【ご登録時の状況】

2016年4月現在経過観察中。以前の職場で同じ仕事を続けています。

【思うこと、考えること】

今を大事に生きています。
かなりスローペースですが、当時の記録をもとに少しずつ書きき進めます。
自分の経験が患者ご本人や家族の方に多少でも役に立てばと思います。

【その他】

[血液型] A

[趣味・特技] アマオケでビオラを弾いてます

[既婚/未婚] 既婚

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卵巣がん (類内膜腺癌 低分化型 ステージIC(2))

この病気のエピソード
発覚する半年ぐらい前から突然の下痢に悩まされました。何度かうっすら出血があり、最初は恥ずかしながら痔だと思ったのですがどうも場所が違う^^;以前子宮内膜ポリープの治療を受けた婦人科に行ってみたところ、片方の卵巣が腫れ上がってることがわかりました。

患者さんとの関係

本人


病歴・治療歴

2014年06月:頻繁な腹痛と下痢、少量の出血を見て婦人科を受診

【関連のエピソード】
兆候:2014.3月頃から激しい腹痛と下痢に悩まされる。突然の無自覚な尿漏れ。疲れやすく、体重も徐々に減少。6月、ごく少量の出血に気づく。 6月後半:以前受診したことのあるクリニックを受診。エコーで左卵巣がかなり腫れていると判明。MRI検査の結果、グレーから黒の方向で悪性の可能性ありとのこと。腹水が溜まっている。腫瘍マーカーは基準値より高いがそれほどではなく、がんが進行している明らかな兆候は見られない。しかし腫瘍はかなり大きなものなので、手術の方向で考えた方が良い(卵巣を切除し病理検査をはじめてがんかどうか明らかになる)。医師出身の大学病院を紹介される。 7月:MRIの結果を持って大学病院受診。腫瘍に血流が見られ、悪性(卵巣癌)を疑うとの所見。他の内臓へ(あるいはそこから)の転移についても検査が必要で1か月後に手術を予定し、それまでに必要な検査を行う。子宮全摘手術となる。検査が進む中で、注腸検査では腫瘍の影響か、大腸の一部が非常に狭くなっていることが判明。場合によっては外科手術となる可能性もあるとのこと。入院・手術日の決定。 8月:執刀医による診察。7割位で卵巣癌を疑う。手術の内容と術後の治療(抗がん剤治療など)の説明もあり、覚悟をもって臨んでくださいと叱咤激励。内診したところ腫瘍は最初の場所から移動しており、他臓器への癒着はおそらくなく、手術は容易だろうとのことだった。 この間、職場へ報告(がんの疑いであることも報告)。とりあえず2ヶ月の休職を申し出る。髪を切り、プチ・フェイスエステを受け、友人と約束していたコンサートに出かけるなど、リフレッシュに努めた。異変発覚以降、主人の支えが本当に大きかった。


病歴・治療歴

2014年08月:卵巣腫瘍とともに子宮全摘。傍大動脈と鼠蹊部リンパ節廓清。

【関連のエピソード】
卵巣は体の奥の方にあるので術中病理検査を行って初めてがんかどうかの判断ができるそうで、がんであれば手術時間は長くなりますとの事前説明があった。朝の8時に手術室に入り、終了して病室に戻ったとき主人に今何時、と聞いたところ、夕方5時ぐらい、と。ああ、がんだったんだ、と思いました。


病歴・治療歴

2014年10月:類内膜腺癌 低分化型 ステージIC(2)の診断確定。腫瘍は左卵巣のみ、被膜破綻・腹水細胞診偽陽性。6クールの抗がん剤治療が決まりました。

【関連のエピソード】
ツラ構えの悪いがんやから、と言う執刀医の言葉にちょっと打ちのめされました^^;


病歴・治療歴

2014年10月:2014.10.7第1回抗がん剤治療。パクリタキセル・カルボプラチンの投与

【関連のエピソード】
治療は毎回3泊4日の入院で入院2日目に抗がん剤投与のスケジュール。投与を始めて間もなく目の前に星が飛び始め、続いて呼吸困難と顔が張り裂けそうになった。アナフィラキシーショック症状らしかったすぐに投与中止。薬の変更が必要とのことで、1週間後に仕切り直しとなった。なんだか出鼻をくじかれた感がすごかった。


病歴・治療歴

2014年10月:2014.10.16 第1回抗がん剤治療(再トライ)

【関連のエピソード】
ドセタキセル・カルポプラチンの投与に変更。今回はアレルギー症状も出ず無事投与終了。投与3日目明け方からムカつきが始まり、その後1週間ほどだるさ、ムカつきと体のあちこちにかゆみ。食欲も減退したが、その後それ以上の辛い症状は現れなかった。2週間後のケモ外来では白血球数がかなり下がっており、ノイトロジンを注射。


病歴・治療歴

2014年11月:脱毛始まる

【関連のエピソード】
10月末日、シャンプーしたらいきなりごっそり抜けてきました。大体2回目ぐらいからくるよー、と聞いていたのに早すぎる。あっという間に「温水さん」状態。近くのショッピングモールに医療用かつらのお店があり、あわててウイッグを買いに行きました。


病歴・治療歴

2014年11月:2014.11.13 第2回抗がん剤治療

【関連のエピソード】
治療は体調にもよるが4週間程度の間隔で行うことを薦められていましたが、自分の中では1ヶ月間隔と決めていました。働きながらでもあるし、抗がん剤のダメージがある程度回復してから次へ行くのが精神的に耐えられると感じたため。主人も賛成してくれました。 2回目の治療後は継続する吐き気と下痢、胃痛、不眠等の本格的なダメージが生じました。味覚と口中の感覚が変化し、苦いもの・粘りのあるもの・味の薄いものは食べられなかった。白血球・好中球の激減。 階段を上ることができなくなり、通勤がつらい日々。下痢が止まった後は便秘・痔の悪化がとてつもなくつらかった。下痢の方がまだましだと痛感。


病歴・治療歴

2014年12月:2014.12.11 第3回抗がん剤治療

【関連のエピソード】
3回目になり、投与後に起こる不調のことを考えただけで憂鬱になる。予想通り投与の夜から不眠とほてり。むかつきがひどく、薄味の病院食の匂いが鼻について喉を通らない。食べないと体力が落ちるので、お茶漬け海苔でごはんをかきこみ、飲むヨーグルトとリンゴとレモン味の炭酸でしのぐ。さらに便秘の回避のため、マグネシウムとコーヒーを飲みまくっていた。帰宅後は濃い味付けの食事ばかりで、別の意味で体が悪くなりそう。動けない自分に代わり、これまで料理をしたことのなかった主人が、料理の本と包丁を購入してがんばってくれたのが本当にうれしかった。本を見てちゃんと作ると美味しいものができるね!本当にありがとう。 年末、手術入院時に同室となった同じ卵巣癌ステージⅠの方が亡くなられた。抗がん剤が効かず、早々の再発だったとのこと。お互い「面構えの悪いがん」同士、同年代で気持ちが通じ合うところもあり、お互い来年は良い年にしたいね、と話していたのに・・・つらく、悲しかった。


病歴・治療歴

2015年01月:2015.1.15 第4回抗がん剤治療

【関連のエピソード】
 お正月を挟み前回治療日から5週間あいてしまい、主治医に渋い顔をされながらの4回目。3回目の治療を終えた時点でCT、腫瘍マーカーともに全く問題なしで、もしかすると3回で終わるとか・・・淡い期待をしてしまったが、「6回と聞いてますね?」と念押しされてしまった。入院中はとにかく時間が経つのが遅く、病棟ロビーの本を片っ端から読み、タブレットでゲームに熱中し、毛糸を持ち込んで帽子を編んだり、あの手この手。ゲームは意外にもつらさを我慢するのにとても有効だった。口の中の違和感(口内炎と真っ白な舌)に加え、右足の指から足裏、太ももの付け根のしびれと痛み。歩くと何かいつも踏んでいるみたいな感覚。そしてこの頃の日記を見ると、下痢と便秘と痔の事ばかり書いてあります^^;  自分勝手なスケジュールで治療を受けているのは私だけのようで、毎回同室になる人が変わった。誰もがつらさに耐えて頑張っている、気持ちを強く持たねばと思った。私なんかよりもっと大変なのに素敵な笑顔で元気づけていただくばかりだった。


リハビリ・復帰歴

2014年11月:職場復帰。

【関連のエピソード】
術後の傷もかなり癒え、1回目の抗がん治療も終わり、とりあえず職場復帰を果たしました。以前の日々を取り戻そうという気持ちが大事かなと思ったのですが、デスクワークとはいえ1日座っているだけで実際非常にきつかった。


治療を受けた病院

佐伯医院

【関連のエピソード】
異常を感じて最初に受診したクリニック。患者の心に寄り添って下さる素晴らしい先生です。


治療を受けた病院

大阪医科大学附属病院

【関連のエピソード】
入院し手術を受けた病院。婦人腫瘍治療が充実しています。病棟スタッフのホスピタリティが非常に高い病院だと感じます。


病院に対する満足度

とても満足


卵巣がん



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