この病気のエピソード
診断は一人で聞きました。ステージⅣって…こんなに元気で、食欲もあり太ってるのに、もうすぐ私死んじゃうの?と思いました。
一人だったから涙をこらえることができたと思います。
再発したらどんどん切っていきます!との担当医の言葉が心強かったですが、帰り道、1年後自分は生きていられるのかなぁと思い、つらかったです。
診断後1週間後に手術で、何が何だかわからないうちに事が運んでいました。
人工肛門の可能性もあると言われましたが回避できました。
患者さんとの関係
本人
病歴・治療歴
03月3/24大学病院を受診、当日にCT、翌日に大腸MRI、翌々日に肝臓MRI、その3日後に再度大腸内視鏡、その翌日に大腸エックス線撮影により、リンパ節転移、肝転移ステージⅣと告知される。
2022年01月:大腸がん検診で便潜血、3/18に職場で指示された検査センターでの大腸内視鏡により腫瘍がみつかる。
2022年04月:直腸がん手術、1週間後に退院、2週間後肝臓MRI、翌週肝臓外科受診により、肝臓転移は1箇所約3.5cmと診断
2022年06月:肝転移がん手術、12日後退院、切除した肝臓の空洞?に水が溜まり、炎症反応の数値が高かったので退院後も1週間おきに通院2回
2022年07月:7/20からゼロックス療法始めました。点滴を始めて30分ほどで針を刺した辺りに血管に針が当たっているような痛み、指先の軽い痺れ、腕の血管に軽い痛みが出てきました。腕を温タオルで温めてもらいましたが、かえってタオルの重みで針の部分の腕が痛み、額からは汗が出てきました。点滴終了後4時間経ち、痛みは良くはなっていませんが、悪くもなっていません。帰りの電車に乗ったあたりから咳が出るようになりました。喉のピリピリと関係あるのでしょうか?カペシタビン服用後、右足の裏が攣る。痛み強いので救急外来に電話をして、市販のツラレスという薬を飲んで良いか問い合わせたところ、OKでした。でもホッカイロで足の裏を温めたらかなり改善されましたので、飲まずに済みそうです。
2022年07月:大腸肛門科の受診日に再発予防のために抗がん剤投与の提案を受ける。その後、臨床腫瘍科を受診し、抗がん剤投与の選択を決定
2022年08月:8/10から2クール目開始しました。点滴後から両手の痺れあり、スマホが打ちにくいです。パソコンのキーボードが打てるか心配…手がこわばり動かしにくい感じもあります。前回のように数日で改善してほしいです。開始5日目、手の痺れはかなり軽減。若干の気持ち悪さと便秘が続いているのは前回同様です。5日間便秘なのに体重2キロ減ですが、調子に乗って食べていたら、前回は1週間程度で体調改善したのですぐに体重も戻りました。今回もそうなりそうなので調子に乗って食べるのはやめておきます。
2022年09月:胸、腹、骨盤のCTを撮りました。造影剤の液漏れがあり、痛かったです。翌週の大腸の受診で異常なしとのことでホッとしました。
2022年10月:5クール目、血液検査の結果などからカペシタビンが6錠から4錠に減りました。減薬になると効果も弱まるのではと思ったりします。足の浮腫みがひどかったので利尿剤も追加になりましたが、便秘がひどくなり飲むのをやめました。
2022年10月:好酸球という数値が高く、肺転移がないか確認とのことで、肺のCTを撮りました。結果は次回の抗がん剤前の診察の時に聞くことになります。不安です。
2022年11月:6回目の抗がん剤治療スタート。点滴前の受診で先月の肺のCT検査の結果を聞きました。小結節というのがあると言われました。実はこれは前からあったのだそうです…8月に大腸の主治医の指示で行ったCTの結果の時は何も指摘がなく異常無しという事だったので、少し驚きました。8月と10月ではさほど変化がないが、これが大きくなってくると肺転移ということだそうです…とりあえず経過観察になりました。大腸の先生はなんで言わなかったのか、3月の初診後のCTから変化がなかったから?大きくなってきていきなり告知されるより、あらかじめ聞いておければ心の準備もできるので良かったです。あと3クールの治療で私の体にも頑張ってもらいたいです!カペシタビンは前回同様1回4錠でした。便秘薬を追加してもらいました。酸化マグネシウムとセンノシドでもダメな時用です。看護師さんによると急にくるから気をつけてとのことでした。私は直腸が無いので要注意です。
2022年11月:30日、7回目の抗がん剤スタート。本当なら23日が治療日でしたが、祝日のため1週間延期。休薬期間が2週間でした。血液検査に特に変化なく、同じ治療となりました。前回処方してもらった便秘薬のアミティーザがよかったので、これを日数分処方してもらう。咳が時々出るので肺への転移が不安だと言うと、咳はあまり関係ないとか。次回のCTが3月らしいので、もう少し早くしてもらいたいと伝える。12/15は腹部エコーと大腸肛門科の受診
2023年01月:1/4で8回の抗がん剤治療終了。終了後から手足のしびれが悪化
2023年01月:1/27大腸内視鏡検査を受ける。異常なし
2023年03月:3/16造影CT、血液検査 再発、転移なし
2023年04月:手足のしびれはさらに悪化。便秘も変わらず。足のしびれのため、室内で転倒して右手首にヒビが入りギプス生活になる。
2023年06月:腹部エコー、血液検査異常無し。手足の痺れ、便秘は変わらず、アミティーザ処方してもらう。次は8月半ばの造影CT
2023年08月:造影CT、血液検査異常なし。手足の痺れ、便秘変わらずアミティーザ処方
2023年11月:腹部エコー、血液検査変化なし。手足の痺れ、便秘変わらずアミティーザ処方。10月にインフルエンザに罹った後、咳がひどいので月末に呼吸器内科に予約を入れてもらう。肺への転移の心配もないとのこと。
【関連のエピソード】
術後は経過観察と聞いていたのに、効果があるかないかわからない、エビデンスレベルは高くないと言いつつ予防的に抗がん剤治療を勧められたので、この時もいきなりのことで頭が真っ白になりました。医師は私の治療結果のデータが欲しいだけなのではないかと疑心暗鬼に…こんな風に人を悪く思う自分も嫌でした。
大腸の医師は勧めてきたものの、翌週受診した肝臓の医師は、やるんですね、とやや否定的な感じもある淡々とした言い方で、温度差を感じました。
7/20抗がん剤の点滴を打ちながら、スマホで仕事のメール返信。採血を左でしたので、点滴は右になってしまい、利き手が使えず難儀しました。次回からは採血は右で。途中疲れてうたた寝。
7/23服薬を始めて2日目から軽度ですが気持ちの悪さが出てきました。でも食欲はあります。症状がつわりの時に似ています。