【運営】非営利NPO法人5years
がんコミュニティサイト(無料)
登録すると全員(13528人)の以下の情報を見られます。
「みんなの広場」で登録者とコミュニケーションを取ることもできます。
⭕️ 知人より地元の中日新聞に5yearsの記事が掲載されている事を聞き、大久保代表の思い描かれている思いに賛同し登録を致しました。
愛知県岡崎市出身で現在は隣接の豊田市に在住。
登録時の勤務地は愛知県です。(2017年10月末にて定年退職)
東京で在勤時にがんと診断されましたので治療は東京の病院にて。(2015年4月 記)
⭕️私は1999年10月にステージIIIbの大腸がん(S状結腸がん)と診断を受ける。
・術後の説明の中で、遠隔リンパ節への転移が多数所見されたことから今後、他臓器への転移の可能性が非常に高い旨の説明を受け、不安に駆られた事を鮮明に記憶しております。
⭕️がんと診断される以前から実は、定期健診では何年も便潜血反応が有りましたが、40歳前後で自分自身、'がん' などとは全く考えもせず、痛みも特段感じなかった事もあり、そのまま、かなり症状が進行するまで永きに渡り共生してしまいました。
・勝手に痔か何かで大した事はないのでは過信していました。
当時は早朝から夜遅く(何処かの大手コンビニチェーンの名前の様なスタイル)仕事オンリーの生活でしたので、ここで何か良くない事を診断され、ドロップアウトさせられたら、何のために今までやって来たのかと、変なトラウマにかられ、精査をせずにきてしまった事が症状を悪化させて行った最大の要因でした。
・定期検査をしても、その後の必要な精査を怠っていれば、何もならない典型的な悪しき事例のがん患者の一人だと自戒。
・今現在も、当時を振り返る度に、生を頂けている事が本当に不思議というのが正直な気持ちです。
⭕️術後は、比較的順調に体力も回復しているな、と思っていた中、翌年のCT検査にて、3箇所に肝転移が所見されました。
・非常に厳しい手術である事を説明され開腹手術、翌々年、今度は、右肺に転移胸腔鏡手術にて切除。
(この肝臓への転移がん腫瘍の手術説明後、担当医師がサッと退出された後、余りのショックで暫し身体が震えて動けなかった記憶があります。)
・大腸がん術後、経口の抗がん剤服用。(肝臓の手術は、さながらTVドラマでもありました、『白い巨塔』の如くで、「開腹して手術が出来ないと判断した場合は、2〜3時間の短時間で手術室から出てきます。」と言うもので、結果的には、10時間程の長時間に渡る手術となりました。・ICUに戻った際、確認したのが、『今何時』と記憶しています。
・肝臓の手術以降は、経口プラス、左鎖骨下にポートからカテーテルを付けた点滴による化学療法を2007年の4月迄,外来(2週間に1度の割合で)及び入院による集中投与(3ヶ月毎、目処)を継続実施しました。
・先の見えないこの期間を乗り切る事が精神的にも非常に辛かった思い出があります。
・2007年4月以降は幸運にも経過観察となり、半年毎の定期検診を実施し現在迄至っています。 (転移を告知された時も自覚症状はなく、体内で、がんが進行している事を体験したことから、術後の定期健診の必要性を、特に強く感じています!!)
⭕️手術はもとより、結果として、その後の化学療法等、治療を始め経過観察など長期間にわたる対応が必要となり、自分なりに、どの様にして、心身共に、少しでも明るく、良い状態に仕向けるられるかが課題でした。
・私の場合は、多くの素晴しい人々に巡り会え、良くして頂いた事が、免疫力を大きくアップさせたと今もって確信しています。
(がん患者という事で悲しい思いをする事が多々ある中、自然に涙が溢れて来る嬉しい場面を幾度となく体験する事が出来、感謝する事、大でした。)
⭕️あっという間に18年もの(2017年10月で)歳月が過ぎようとしています。
とは言え、抗癌剤の集中投与で入退院を繰り返していた時期、ベッドから天井を眺めながら『何とか、治療が終了する日が来る、頑張らなければ』と考えていた頃は、本当に月日の経つのが長いなと感じていました。
・まだ当時、幼稚園年少の息子が妻と来院時、病棟で面白がって、私のベッドの布団の中で遊ぶ仕草を見るに付け、何とか父親としての思い出がハッキリ残る年頃迄生き延びる事。その為にも、簡単に治療に弱音を吐いちゃいけないと何度も強く誓ったものでした。
⭕️時が過ぎ行く中で、人を羨んだり、自分をあまり責めたりしないで、如何に人生を、自分らしく生きて行くかを少しづつ考えられる様になった気がします‼️
⭕️精神的にかなり卑屈になっていた時期が長かった気がします。
⭕️2019年9月から始まる、RWC2019(ラクビーワールドカップ)の公式ボランティアとして、海外からの観戦者の方を始め、何か陰ながらお役に立つ事が出来ればと考えています。(2019年8月 記)
⭕️2019年10月は、がんと最初に診断されてから、丸20年を経過する事となりました。月日の経つのは早いものだと実感している昨今です。
⭕️今後は、地元地域の様々なイベント、がんに掛かるボランティ等何か恩返し出来ることを、思う存分して行きたいと考えています。
●2020年4月から、高校、中学、小学校の生徒さん達への、がん教育の推進の外部講師のonline 講座も2月に終了。色々な形で地域ボランティア活動が出来る機会をと思っています。(全国がん患者連合会、国立がん研究センター がん情報サービス等参画)
⭕️休日に患者会に参加をしたり、地元で開催されている講演会などを積極的に聴講しています。
東京 築地の国立がん研究センター がん対策情報センター 市民・患者パネルメンバーの一員として活動させて頂いた経験有り。
⭕️2016年1月から始まった、国を挙げての、『がん登録制度』の開始に際し、2015年4月に、がん登録キャンペーン "Thank you baton" (YouTube で公開中)にも参加しました。少しでもがんと診断された方、そのご家族の方に情報共有が可能となり、治療の選択を検討する上での参考になればと考えています。
⭕️其々の都道府県においても、国の施策を踏まえて、がん対策に係る施策、情報提供を実施しています。
手短に利用・活用が出来ます。まずインターネットにて、ご覧になられてはと思います。
参考になる事が結構あると思います。
・地域のがん治療の中核となる連携拠点病院・患者会から様々な有益な情報が掲載されています。
前述しています、がん情報サービス(国立がん研究センター内)のサイトからも入って行けます。
https://ganjoho.jp/public/support/prefectures/index.html
◎因みに現在住んでいる愛知県でも、がんに係る様々な情報提供の小雑誌を発刊しております。
実家のある岡崎市の岡崎城近くで、ホスピス研究会OKAZAKIさんが、患者会・サロン「岡崎公園」を開催、県内の相談支援センター・緩和ケア病棟・様々な患者会を紹介している手作りの冊子が置かれています。
患者の方、ご家族の方々が、原則、第1土・日曜日を除いた土・日曜日に、お茶を飲みながら、ゆったりとした雰囲気の中で、がん情報の様々な資料を読んだり、話をしたりするスペースを設けてくれています。
(2016年1月30日(土)には、'お笑いの会’ と称して、地元の落語家さんをお呼びして、【笑い】で、がんを吹き飛ばす、楽しい催しも企画されていました。)
この様に、有難い奉仕のお気持ちで場所を提供して頂いている所が他にも多々あるかと思います。
気持ちを、ほんの一時でも、落ち着かせてくれる有難い憩いの場です。
ふらっと、顔を出されてみられてはと思います。気持ちや少しでも和らぐと思います。
・また、名古屋市とNPO法人ミーネットさんの協働で運営されている、名古屋市がん相談・情報サロン「ピアネット」なども、がんの情報を知ったり、がん経験者などがピアサポーターとして、話しを聞いてくれたりする場所も提供してくれています。
⭕️こんな感じで現在は、仕事中心の生活を送っておりますが(2017年10月末で還暦を迎え、一区切りを付ける予定)少しでも、がん患者さん・ご家族、がんに関わっていらっしゃる方へ体験談の共有、話し相手にでもなれれば幸い、陰ながら思っております。
⭕️多くの方が感じています様に一人でも多くの患者さん、そのご家族の方々等が希望を持って治療に向き合える一助になる事が出来たら幸いです。
⭕️色々な方の体験談、日常生活の過ごし方等を見聞する事が、自分なりの対処方を模索していく上で、大変参考になったと感じています。
⭕️がんと診断され、辛い事も多々あると思いますが、同時に今まで経験しなかった、【嬉しい! 有難い! 生きていて良かった!】
と思える事も、必ずや多々あると信じて日々の生活を過ごす事が出来ればと思っています。
⭕️がんの治療をしていく中で、素敵な方と知り合えた事は、掛け替えのない財産です。
免疫力を高める大きな一助になったと思っています。
訃報を近況欄にてお伝えしました(2020年10月2日付)5years の古くからのお友達でしたイッコさん(2015年12月登録)は、私にとって、忘れられない大好きな、がん友のお一人でした。
・ほぼ全身にがんが転移されているにも関わらず、常に前向きにそして、明るく周りの仲間をも、気遣える素晴らしい方でした。この世に、... loss と云う言葉があるとすれば、今の私の心理状態は今現在も、正に、イッコ ロスの心理状態です(10月15日記)
⭕️官民一体となったがん対策への取組・改善、医療技術の進歩には、眼を見張るものがあり、1999年にがんと診断された当時と比較し改めて感謝する気持ちで一杯です。
ただ、これだけ情報共有が出来る時代となって来た昨今においても、がん=死 のイメージが中々変わらない事。
・生涯で、2人に1人は、がんにかかると言われている現在、健康な方々にも、がんについて関心を向けて貰える様に情宣して行く事も、体験者として何かお役に立てる事があればと考えています。2020年度から、小学校・中学校・高校の教育の場でも順次、がん教育、命の大切さも含め開始されます。外部講師として、がん体験者も参画出来る可能性があり、online教育も受講終了、第一次合格者の一人となっています。(2020年3月現在)
・今は、5yearsのサイトの様に、情報共有・悩み・不安を聞いて貰えるコーナーも着実に根付いてきており、少しでも、がんになっても、安心して過ごす事が出来るようにと願っている次第です。
最近では聞かれなくなりました、『がん難民』という有り難くない言葉も、発症当時の頃はまだまだ紙面で良く目にしたものでした。
⭕️治療を継続していく上で、如何にして、心身ともに良い状態で治療と向き合えるかが、大きな鍵になるなと感じています。
特に、 化学療法を7年程受けた事から、その間、"がん友“ との交流・様々なサプリの服用・試作品の体験・岩盤浴・湯治・アロママッサージ・太極拳・ヨガ・瞑想・針・・等々少しでも治療・将来への不安を和らげようと、無理をしない事・やり過ぎない事をベースに、試したりした事がプラスに働いてくれたものと勝手に考えています!
時に、心身ともに、落ち着ける、空間・場所・出会い・語らい等少しでも、機会があれば、参加した事も良かったと思っています。
・中々寝つけなくて、眠剤を常に服用している時などでも、入院中は、難しいかも知れませんが、御自分の好きだった歌などを、一緒に口ずさんだりして暫し、病気を忘れさせる様な、music therapy的な事も試してみる価値がある様な気がします。
気持ち良く知らず知らず、眠りにつく事が出来れば正に、昨今いわれているように、生きている中での質の向上(QOL)にも繋がる気がします。
⭕️米国のがんセンターなどでは、統合医療・補助療法として、がん治療を少しでも、受け易くする為に、又、心身共に不安・苦痛を少しでも取り除く目的で、患者の方々のニーズに合わせて、提供しています。
私自身、随分参考にさせて頂くと共に、精神的なサポートの意味からも大変な良かった気がしています。
また有力病院からの提供ですので、安心感が増したのかも知れません。
繰り返しになりますが、治療を受けていく上で、副作用の軽減をはじめ、不安・メンタル面のストレスを和らげる為に、東西医療を上手く組み合わせて行けるかが、ポイントでした。(統合医療)
患者向けの、冊子、勉強会、啓蒙も盛んに行われていました。代替療法(alternative therapies)ではなく、integrative or complementary therapiesとして。
⭕️『痛み止め』
についての考え方も随分異なり、生活の質を少しでも維持して、自分らしく生きられる様に積極的に痛みが少ないうちに少量の痛み止めで、痛みを抑えるというものです。直ぐに、モルヒネ=我慢が出来ないくらいの時に使用する、と言うような概念は現代の医薬品の開発が目覚ましく進歩している中、啓蒙が必要な事柄の一つだと思っています。この事も、一般の患者向けの勉強会に参加させて頂く中で会得したことの一つです。もう10年以上前の事ですが。
⭕️肝転移時の大きな手術の後、再発の可能性が高いと説明を受けてはいたものの、比較的順調に推移しているかなと感じていた矢先その翌年肺への転移を告げられました。
一体、いつまで自分は・・・・と暗くなる事ばかり思い巡らしていた時期があり、多くの方に精神的にも支えて貰った事が、回復に繋がった大きな要因の一つだと感じています。
⭕️ がんの治療を長らく続けた中で、患者側も基本的ながんについての情報にも、怖さが一方ではあるものの、必要だと感じている一人です。自分なりに納得をして治療を受ける為にも。
当初は、全て先生にお任せという感じでしたが、いつまで治療を続けるのかなと考え出してからは、その気持ちが強くなり一緒に経過等も確認する様にしました。
⭕️【腫瘍マーカー】
長きに渡りがんと付き合って行く状況になった場合、化学療法等長期に渡って治療、経過観察を続けて行く過程で、多くの患者さん、ご家族の方々は、一度ならず度々、治療後の血液検査で、其々の部位に応じた腫瘍マーカーの変化に気を留める事があると思います。
『辛い副作用を頑張ったので何とか、下がっていてくれるいいな』と祈りながら。
私も、一喜一憂をしなくてもと言われても、上昇基調が特に続いた時には、暫し絶望感に襲われた事が多々ありました。
この感情を少しでも和らげる為の一つとして、気分転換も兼ね、5yearsを始め気さくに話を聞いて貰えたり、共有出来る場所の活用は大変助けになった気がします。
私もボランティアの一環として、良きアドバイザーとは、なり得ないかもしれませんが、良きリスナーとして、良き話し相手としてお声掛けして頂ければと思っております。
⭕️がんと診断された、1999年当時も、現在と同様、『標準治療』は、手術・抗がん剤・放射線治療が主流だったと思います。
既に、免疫療法・温熱療法などの治療方法も試行錯誤を繰り返していたと記憶しています。
日本のみならず、Dana Farber Cancer Institute, MD Anderson Cancer Center, Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, ,Johns Hopkins Hospital, NCI, Mayo Clinic, MGH cancer center 等々の米国の有力がんセンターなどでも、日・夜がん撲滅・最新治療の発見に鋭意努力をされています。
・何とか、1日も早く、患者毎に合った選択肢が、拡がると良いなと思っています。
・新薬の開発、ロボット手術のda vinci の実用化など、より負担が少なく、術後の経過も従来の手術と遜色ない成果を上げているもの等、医療技術の進展には、目を見張るものがあると感じています。
・その意味からも、自身の事としてしっかり向き合う事は、治療後の生活をより良くしていく上で欠かせないと感じています。
初期と診断された方でも、治療後が、良くなかった方、私の場合はそうですが、かなり厳しい状況と所見されても、知らず知らずに、がん細胞が消失・ストップしてしまう患者の方もいらっしゃると思います。
気持ちの持ち方も、古くて新しいかもしれませんが、大切な気がします。
ただ、時間が少し要ると思いますが。
⭕️様々な体験談等現在は、インターネットの普及により、検索する事が、容易になっています。
ただ、がん種、性別、年齢、進行度合い、生活環境など、同じがん患者と言えども、性格も十人十色と云われるぐらいで、其々の患者さんによって違うとは思いますが参考とさせてもらうには大変有益でした。
・その意味から、この5yearsのサイトは、登録者が10,000名を突破しており(2020年6月末現在)、最大規模の患者サイトとして、積極的に近況並びに相談コーナーを遠慮なく利用されると良いと思います。
・共通しているのは、がんに対する、恐怖心、不安等精神的な、対処方法を、どの様にされているのか、どの様な治療をして、その副作用等に対し同の様に対処して来たのかなと思います。
・色々と情報を得る中で、担当医の方々とも良く相談しながら、自分なりに実施して行く事が肝要だと感じています。
私も当時、転移・転移を経験した事もあり、ご存命されている方の手記を希望に当時、何度も何度も読み返し、自分も、あやかりたいと思ったものでした。
・ある程度の症状が進んでいる場合は、病院との付き合いは、長くなるケースか殆どだと思います。
その際、良い病院、良い医師と巡り会う、探すのは非常に即座に見つける事は難しい気がします。
下記のサイトは非常に分かりやすいと思います。【この先生とウマが合う、合わない!】と云う感覚は、暫く落ち着いた状況にならないと中々、判断出来ない様な気がします。まずは、丁寧かつ明確に状況、対処方法を告げて貰えるか如何かがポイントの様な気がしています。
◉国立がん研究センター内の、『がん情報サービス』のweb siteの『病院を探す』の中で、国が認定している連携拠点病院、同サイトの中で合わせて閲覧出来る、都道府県別のがん情報に記載されている、都道府県で別途認定している、がん治療の連携拠点病院。
読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞等が特集し冊子にしている、『病院の実力』『いい病院』『日経実力病院調査』等症例数が部位別にどの位あるか、などが手軽にwebsite 書店等でも手に取る事が出来、迷っていらっしゃる方、信頼の置ける情報と言う意味においても大変参考になる気がします。
・因みに、私の場合、当時は、ネットなどで今程情報入手が、手軽に入手出来なかった事もあり、内視鏡検査をして頂いた、クリニックの先生が、研修医の若かりし頃に、お世話になっている病院で一緒に勤務していたこともあり、その病院であれは、担当部長宛ての紹介状が書けますがとの事であっさり決めてしまいました。(自宅近くの病院を始め、どこの病院であれ、紹介状は作成できますとの事言われましたが。)
⭕️色々な方の体験談、日常生活の過ごし方等を見聞する事が、自分なりの対処方を模索していく上で、大変参考になったと感じています。
⭕️がんと診断され、辛い事も多々あると思いますが、同時に今まで経験しなかった、【嬉しい! 有難い!】 生きていて良かったな! と思える事も必ずや多々あると信じて、日々の生活を過ごす事が出来ればと思っています。
⭕️がんの治療をしていく中で、色々な方と知り合えた事は、かけがいのない財産です。
免疫力を高める一助と思っています。
⭕️官民一体となった, がん対策への取組・改善、医療技術の進歩には、眼を見張るものがあり、1999年にがんと診断された当時と比較し改めて、感謝する気持ちで一杯です。
ただ、これだけ情報共有が出来る時代となって来た昨今においても、【がん=死 】のイメージが中々変わらない事。
自分には、関係無いと思われている・触れたくない云う風潮も未だ根強く残っている気がしています。
人生の中で、2人に1人は、がんにかかると言われている現在、健康な方々にも、関心を向けて貰える様に情宣して行く事も、体験者として、何かお役に立てる事があればと考えています。
⭕️治療を継続していく上で、自己紹介の欄でも、記載していますが、如何にして、心身ともに良い状態で治療と向き合えるかが、大きな鍵になるなと感じています。
中々自分の思うように行かない事の方が多かった気がしますが。
特に、 『化学療法(抗がん剤治療)』を永きに渡り受けてきた事から、その間、"がん友“ との交流・様々なサプリの服用・試作品の体験・岩盤浴・湯治・アロママッサージ・太極拳・ヨガ・瞑想・針・等々少しでも治療・将来への不安を和らげようと、無理をしない事・やり過ぎない事をベースに試した事がプラスに働いてくれたものと勝手に考えております。
時に心身ともに、落ち着ける、空間・場所・出会い・語らい等少しでも機会があれば参加した事も良かったと思っています。
化学療法を受けるかどうかの判断は悩みますね。
経済的負担も大きな要因の一つとなるかとは思いますが、私の場合は、進捗をフォローして行く上でも、経験のある担当の医師からの提案に合わせました。
診断された時期が40歳そこそこであった事もあり、余計な事を余り考えずに、医師が、”もう卒業です”と言われる迄、継続しました。
・寝つけなくて、眠剤を常に服用している時などでも、入院中は、難しいかも知れませんが、御自分の好きだった歌などを、一緒に口ずさんだりして暫し、病気を忘れさせる様な、『music therapy』的な事も試してみる価値がある様な気がします。
気持ち良く、知らず知らず、眠りにつく事が出来れば正に、昨今いわれているように、生きている中での『質の向上(QOL)』に繋がる事が可能になる気がします。
⭕️『痛み止め』
についての考え方も随分異なり、生活の質を少しでも維持して、自分らしく生きられる様に積極的に痛みが少ないうちに少量の痛み止めで、痛みを抑えるというものです。
直ぐに、【モルヒネ=我慢が出来ない時に使用する】と言うような概念は現代の医薬品の開発が目覚ましく進歩している中、啓蒙が必要な事柄の一つだと思っています。この事も、一般の患者向けの勉強会に参加させて頂く中で会得したことの一つです。もう10年以上前の事ですが。
⭕️『肝転移』
時の大きな手術の後も、再発、転移の可能性が高いと説明を受けてはいたものの、比較的順調に推移しているかなと感じていた矢先その翌年肺への転移を告げられました。
一体、いつまで自分は・・・・と暗くなる事ばかり思い巡らしていた時期があり、多くの方に精神的にも支えて貰った事が、回復に繋がった大きな要因の一つだと感じています。
⭕️ がんの治療を長らく続けた中で、患者側も基本的ながんについての情報にも、怖さが一方ではあるものの、必要だと感じている一人です。
自分なりに納得をして治療を受ける為にも。当初は、全て先生にお任せという感じでしたが、いつまで治療を続けるのかなと考え出してからは、その気持ちが強くなり自分なりに資料を読んだり、一緒に経過等も確認する様にしました。
⭕️『腫瘍マーカー』
永くがんと付き合って行く状況になった場合、多くの患者さん、ご家族の方々は、一度ならず度々、治療後の血液検査で、其々の部位に応じた腫瘍マーカーの変化に気を留める事があると思います。
『辛い副作用を頑張ったので何とか、上手く下がっていてくれる嬉しいな』と祈りながら。
私も、【一喜一憂をしなくても】、と言われても、上昇基調が特に続いた時には、暫し絶望感に襲われた事が多々ありました。
この感情を少しでも和らげる為の一つとして、気分転換も兼ね、5yearsを始め気さくに話を聞いて貰えたり、共有出来る場所の活用は大変助けになった気がします。
私もボランティアの一環として、良きアドバイザーとは、なり得ないかもしれませんが、良きリスナーとして、良き話し相手としてお声掛けして頂ければと思っております。
⭕️がんと診断された、1999年当時も、現在と同様、『標準治療』は、手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療が主流だったと思います。当時も、既に、免疫療法・温熱療法などの治療方法も試行錯誤を繰り返していたと記憶しています。特に最近5yearsでも、投稿を目にする事がある、『免疫療法』については、国立がん研究センターのがん情報サービスのサイトでも、最近情報を公開しています。
・免疫療法が、がん治療に役立つのでないかと考えられて、もう1世紀近くにもなると云うのを、発祥元であるMSKCC(スローンケータリング記念がんセンター)のサイトに掲載されていたのを見た事が有りますが、日夜の努力には敬服するものが有ります。
・米国の国立がん研究所(NCI)を始め下記有力がんセンターでも、研究が相当進んで来ている様です。2017年の5月にも、米国のFDA(米国食品医薬品局)が免疫療法の新薬も承認`しています。
米国のがんセンターのサイトでは、6月は『免疫療法の啓蒙月間』とも記されている位です。『民間療法、Folk Therapy』と言う言葉も代替医療の一つとして良く芸能人の方などが、実践されていた記事を目にする事があります。人間の体、十人十色と申します。上手く効く事もあると思いますが、なんとか科学的な根拠が証明されると有難いなと感じます。
・以前私も通った、秋田県にある、がん患者の間では有名な湯治場で、自ら丸山ワクチンを打って湯治場に出掛けていた方も見かけたりしました。【岩盤浴】・【湯治】など、『民間療法』と言われているものも、精神的にリラックスする上では良かったかなと思います。
・日本のみならず、Dana Farber Cancer Institute, MD Anderson Cancer Center, Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, ,Johns Hopkins Hospital, Massachusetts General Hospital(MGH),National Cancer Institute(NCI ), Mayo Clinic等々数多くの米国の有力病院・がんセンター・研究所など世界中の研究者が、日・夜がん撲滅・最新治療開発に鋭意努力をされています。感謝する事大です。
今は情報が瞬時に確認出来ますから有難いです。
・何とか、1日も早く、患者毎に合った選択肢が、保険適用で拡がると良いなと思っています。
【がん情報・患者サークル : 2018 3月7日〜記載】このサイトでも、様々の身近ながん情報、患者会なども言及させて頂いておりますが、既にご存知の方も多々いらっしゃるかとは思いますが、NPO法人 CancerNet Japan(CNJ)の『もっと知ってほしい がんのこと』シリーズの冊子も基本的な知識を確認する上では、大変参考になると思います。A 4サイズで作られています。
・また3月7日’18 の、愛知県版の読売新聞(朝刊)に掲載されていましたが、元国立がん研究センター理事長でいらした、垣添先生も率先して、がん患者の体験を伝えている、『がんサバイバー・クラブ』
現在7百万人以上ご存命でいると云われる、がんサバイバーの声を、今治療をされている患者さん、ご家族、周りの方々のサポートに少しでもなればと活動されているというものです。健康で優しい社会を作って行けたら良いと心から思います。
・辛い大変な状況にあっても、元気に生きて行きたいと、強く前を向いて頑張っている5years の多くの仲間の皆さんを改めて心底応援して行きたいと思っています。(9/29/2020)
⭕️愈々、今年2020年もあと1日、この5years のサイトが立ち上がった、翌月の2015年4月からの登録者ですが、特に親しく応援をして、頑張ってくれた仲間の旅立ちを経験する事となりましたが、皆様が来年も一緒に、で明るく頑張って行ける良い年であります事、切に思います。(12/31/2020記)
[血液型] B
[星座] Scorpio
[既婚/未婚] married
[好きな食べ物] noodle, shrimp & lobster
[好きなスポーツ] basketball & rugby(only watching)
[好きな色] red, orange & purple
[好きな季節] autumn
[好きな音楽ジャンル] dance music, Earth Wind & Fire, Sting, Chicago, Bobby Caldwell, George Benson, サザン, Gilbert O’sullivan
【運営】非営利NPO法人5years
がんコミュニティサイト(無料)
登録すると全員(13528人)の以下の情報を見られます。
「みんなの広場」で登録者とコミュニケーションを取ることもできます。