この病気のエピソード
10年以上前に声帯結節(逆流性食道炎との診断を受け、服薬治療にて完治)の既往があり、2023年3月頃に同様の症状を自覚したため、再度受診いたしました。
その後、転院を思い立ち、4月にGoogleマップのレビューで評価の高かった別の耳鼻科を受診。声帯自体に異常は認められなかったものの、医師から「左上咽頭の腫れが気になる」との指摘を受け、生検を実施いたしました。
結果は上咽頭がんで、当時は全く自覚症状がなかったものの、既に腸骨への遠隔転移を伴うステージ4と診断されました。
あのタイミングで病院を変更した自身の直感と、詳細な診察で病変を発見してくださった主治医の先生には、深く感謝しております。
患者さんとの関係
本人
病歴・治療歴
2023年05月:喉の違和感で市中の耳鼻科を受診、経鼻ファイバーで鼻の奥に異常があり生検
2023年05月:生検の結果、上咽頭がんの疑いありとのことで、名大病院を紹介された
2023年06月:名大病院で各種検査を実施、上咽頭がん(頚部リンパ節数か所と腸骨への転移あり、ステージ4)と診断確定
2023年06月:愛知県がんセンターと南東北がん陽子線治療センターでセカンドオピニオンも受け、治療方針を決定
2023年07月:抗がん剤(シスプラチン+5FU)と免疫チェックポイント阻害剤(キイトルーダ)の投薬治療開始
2023年07月:腎機能低下のため2クール目からはシスプラチンをカルボプラチンに変更し継続
2023年10月:抗がん剤&キイトルーダの化学療法6クール、予定通り終了
2023年11月:キイトルーダによる下垂体機能障害が判明、コルチゾールは服薬補充することでキイトルーダ単独治療を開始
2023年12月:PET検査で上咽頭・腸骨への集積が消失、頚部リンパ節への集積も縮小
2024年01月:愛知県がんセンターと中部国際医療センターで放射線治療のセカンドオピニオン
2024年01月:1月末にCT検査で頚部リンパ節の腫瘍2か所(左内深頚・右傍咽頭)が増大
2024年02月:放射線・陽子線治療をどこで受けるか悩んだが、中部国際医療センターに決定
2024年02月:2月末に放射線治療の前に抗がん剤(ネダプラチン&5FU)を実施
2024年03月:上咽頭・頚部リンパ節・腸骨へのIMRT放射線治療(1.8グレイ)を22回実施(腸骨のみ10回)
2024年04月:4月頭に抗がん剤(ネダプラチン&5FU)を再度実施
2024年04月:PET検査で1月に増大した頚部リンパ節への集積が消失(上咽頭・腸骨への集積もなし)
2024年04月:4月中旬から頚部リンパ節のみへのIMPT陽子線治療(2グレイ)を10回実施
2024年05月:名大病院に戻り主治医と相談、キイトルーダ単独治療(3週間ごと)を継続することを決定
2024年06月:PET-CTで左外頸部への集積が1ヶ所まだ残っているためCT検査。1月時点よりは縮小していることとMRIで集積が見られないことからため当面様子見
2024年07月:CT検査実施、問題なし
2024年10月:MRI、CT検査実施、問題なし
2024年12月:PET-CT検査実施、左外頸部への集積が消失。キイトルーダ点滴は21回に到達
2025年02月:CT検査実施、問題なし。3週ごとに継続しているキイトルーダ点滴は24回に
2025年08月:4月にCT、5月にMRI、8月にPET-CTと頸部リンパ節のエコー実施、いずれも問題なし。キイトルーダ点滴は累計31回
2026年08月:PET-CT、MRI、CT検査は定期的に継続。2026年3月,8月に頚部リンパ節への集積(PET),腫脹(CT)がしたもののエコーや生検で炎症と診断。キイトルーダは累計43回(2026年1月からは6週ごとに倍量投与に切替え)
治療を受けた病院
名古屋大学医学部附属病院、中部国際医療センター