患者さんとの関係
本人
病歴・治療歴
2022年03月:ピロリ菌の駆除失敗
2023年11月:胃がん発見
2024年01月:23日 胃の全摘手術(入院は1月19日~2月13日)
2024年02月:27日 術後補助化学療法(抗がん剤)開始。現在に至る。
2024年06月:20日 抗がん剤点滴5回目。投与前の血液検査でCEA値が6.8あった。次回点滴の3日前に再発・転移がないか造影剤CT検査を実施予定。
2024年07月:11日 抗がん剤点滴6回目(最終回)。CEA値7.0 毎回右肩上がり。CT検査では再発等なし。小さな肺炎(がんではないとのこと)の影有り、今後、注視。腹水は減少したとのこと。
2024年08月:01日 がんセンター受診。CEA値はさらに上昇し8.8に。主治医は一般論しか言わないけれど、再発(転移)の導火線に既に火が付いているのではないかと考えてしまう。次回の血液検査結果を見て、9月に造影剤CT検査を実施するとのこと。(抗がん剤はちゃんと効いてるのかな~?)
2024年08月:22日 がんセンター受診。CEA値は10.6に上昇(基準値 ~5.0)。次回9月に造影剤CT検査を実施。
2024年09月:04日 もう一つの持病=前立腺肥大で市内の泌尿器科病院を受診。尿・血液・エコー検査の結果、特に肥大は進んでいないとのこと。PSA値も基準範囲内。自覚症状としては、「最近、さらに尿の勢いが無くなったかな~」という程度なので、今後とも尿の出を良くする薬(タムスロシン)を飲み、定期的に(3カ月に一度)通院して経過観察。
2024年09月:12日 がんセンター受診。CEA値は10.7と0.1ポイント上昇したが、そろそろ高止まりか。その他、CTの検査結果でも再発等は発見されなかったため、今の治療方針は変えず、引き続き抗がん剤投与を続ける。 前回通院から今回通院の間(3週間)に2度血糖値が下がり過ぎて冷や汗が凄かった話しを薬剤師さんにしたら、「そういう時はブドウ糖が速効性があるので、そちらが良い」と教えられ「ブドウ糖補給ゼリー GLUCORESCUE(グルコレスキュー)」という製品を薦められたので、病院の売店で買って常備することにした。
2024年10月:03日 がんセンター受診、毎回上昇を続けていたCEA値は0.1ポイント下がって10.6となった。少し安心した。今後の治療方針に変更無し。他の病院で食事を抜いて来てくださいと言われた時、抗がん剤はどうしたら良いか聞いたら、「今は抗がん剤を最優先にして、受診日を飲まない期間にずらして貰いなさい。」と言われた。成る程~、と納得した。
2024年10月:24日 がんセンター受診。血液検査は数値が高かったり低かったりする項目はあるが、大きな変動は無い状態(高値安定・低値安定)。術後9か月が過ぎたのでそろそろ消化の悪いラーメン・パスタなどを食べて良いか聞いたところ、あまり神経質にならずに何でも食べ始めて良いとのこと。ただし、少しずつ様子を見ながら食べること。目の充血(10/20から右目が充血)については抗がん剤の副作用ではない様なので、しばらく様子を見て、治らない様であれば眼科を受診すること(以上、主治医の先生)。調剤薬局のかかりつけ薬剤師さんも、今の涙目用目薬を差し続けて、治らないようであれば眼科を受診した方が良いとの同意見であった。ただし、抗がん剤と相性の悪い目薬があるので、抗がん剤を飲んでいることは必ず伝えることとの注意あり。
2024年12月:05日 がんセンター受診。12月3日のCT検査の結果、腹膜播種が見つかった(再発)。ステージⅣに。余命はこのままでは1年未満とのこと。2025年2月下旬から新しい抗がん剤治療開始予定。
2025年02月:20日 がんセンター受診。昨日(19日)のCTの検査結果について、主治医の先生と面談。腹膜播種は昨年12月の状態からあまり大きくなっていないことから、今の体の状態(非常に好調)を保ちたいので新たな抗がん剤治療は行わず、経過観察することとした。
2025年03月:18日 がんセンター受診。血液検査では大きな変化無し。でも、このところ何となくお腹の皮のすぐ下の部分(これが腹膜?)が痛い。腹膜播種が増えたか? 4月に造影剤CT検査を実施。 主治医が4月の異動で変るとのこと。新年度に新しい主治医の先生の下で、新しい治療が始まるか?
2025年04月:10日 がんセンター受診。血液検査でCEA値15.5(基準値~5.0)、CA19-9値50(基準値~37)と高くなっていた。また、転移がん(腹膜播種)はCTではっきり分る様になっており、進行している状況。今後については、しばらく様子を見て5月下旬から新しい抗がん剤治療を始めることとしたが、副作用を見ながら、最終的には患者本人(私)の意思を尊重して進めて行くことにした。
治療を受けた病院
北海道がんセンター
【関連のエピソード】
消化器外科、消化器内科の先生、看護師さん始め、薬剤師さん、リハビリセンターの理学療法士さん、医療スタッフの方々、皆さん親切で優しいです。
また、入院中に出会った患者さん達とも、病気について忌憚なく話をすることができて、力づけられました。また、がん病棟といえば暗いイメージを持っていましたが皆さん明るくて、非常に助けられました。