この病気のエピソード
当時、娘が妊娠中で検診の時に付き添っていて、よく知っている先生だったので軽い気持ちで鈍痛があるような気がするという事で診察して頂きました。卵巣が片方7cm位に腫れている、良性でも悪性でも7cm以上は手術になる。当院では手術出来ないので大きな病院を紹介という事になりました。今考えると、その時は既に腹水、胸水共に溜まっていた状態だと思うのですが、何も症状がありませんでした。が2週間後入院する頃には、腹水胸水の影響で食事も殆ど取れず、横になって眠るのが苦しいと感じるようになっていました。40歳の時、1年で12キロ太りお腹周りも大きくなった事にただの中年太りだとばかり思っていました。
病歴・治療歴
2009年09月:24日 産婦人科受診
2009年10月: 1日 紹介状で大学病院受診
2009年10月: 8日 入院 (手術まで胸水穿刺2回)
2009年10月:16日 手術 手術前3度目の胸水穿刺1200ml抜く 卵巣、子宮、大網、盲腸、十二指腸、リンパ節を切除(右卵巣脳腫 17cm×12cm×9cm 930g 左、正常)合計5.5kg摘出 輸血2670m
2009年10月:29日 第1クール抗がん剤 タキソテール・カルボプラチン
2009年11月:26日 第2クール抗がん剤 タキソテール・カルボプラチン 副作用の為20%減薬
2010年01月:15日 第3クール抗がん剤 タキソテール・カルボプラチン 副作用で肝機能(AST:292 ALT:550)が悪くなり次回より薬剤変更
2010年02月:4日 第4クール1回目 抗がん剤 カルボプラチン・トポテシン ウィークリーに変更
2010年02月:12日 第4クール2回目 トポテシン延期(蕁麻疹と吐き気)
2010年02月:16日 第4クール2回目 トポテシン
2010年02月:23日 第4クール3回目 トポテシン延期(白血球2100血小板99)
2010年02月:25日 第4クール3回目 トポテシン中止(白血球2100血小板157好中球27.1)
2010年03月:4日 第5クール1回目 カルボプラチン + トポテシン 蕁麻疹が激しい為 減薬20%
2010年03月:11日 第5クール2回目 トポテシン延期(蕁麻疹、吐き気治まらず)
2010年03月:16日 第5クール2回目 トポテシン中止(好中球20%低下
2010年03月:18日 第5クール3回目 トポテシン
2010年04月:1日 第6クール 1回目カルボプラチン + トポテシン
治療を受けた病院
産業医科大学病院
病院に対する満足度
満足
【関連のエピソード】
大学病院なので、主治医・セカンドドクター・研修医と3人の先生です。診察等も3人で行う事が多々あります。大学病院はこれらを嫌う方も多いですが、この3人の先生が入れ替わり日に何度も顔を見に来てくださるのに、感謝の気持ちで一杯でした。闘病も長くなると先生とのお話が楽しみでした。病棟が古く、冷蔵庫がないのが残念でした。(個室にはあります)近年は新館が出来てとても綺麗な病室が出来ていますが。