ゴンキチ

2015年12月：胃の膨満感が解消されない状況が続き背中が凝ったような重苦しい感じもあったため胃カメラとCTを受ける。CTですい臓に2cm程度の影が発見され、内視鏡による組織採取ですい臓癌と確定。幸い動脈には至っていない様子なので、手術をすることになった。

2016年01月：すい頭十二指腸切除による手術を受ける。患部が固くなっていたこともあり、手術は約12時間に及んだ。びっくりしたのはそれだけの時間がかかっていたにもかかわらず、麻酔をかけられて1,2分で起こされた感覚だったこと。もしや開腹したけど、だめだったのかと思い、今何時ですか？と聞いたことを思い出します。

2016年03月：術後の経過は外科的には順調だったため抗がん剤のTS1を服用開始。4週服用2週休薬を1セットで4セット実施。抗がん剤による副作用は吐き気はなかったが食事後の異常な倦怠感、下痢、爪の部分的な剥がれがありました。倦怠感が強く仕事復帰はできませんでした。

2016年09月：抗がん剤の服用が終わり、経過観察のCTと血液検査で問題なかったため、漸く職場復帰を果たす。ただし、会社の産業医とも相談し、いきなりフルタイムはムリなので、時短勤務を１ヶ月行うことになった。朝の通勤ラッシュは手術の傷に触れると痛く、また立っているのも結構つらいので朝は時間をずらして出勤。お腹の調子も不規則で普通の生活をはじめると自分のからだがいろんな意味で弱ったのを自覚した。