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せいちゃん

治療終了のメンバー

せいちゃん

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【運営】非営利NPO法人5years
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【生まれた年】1975年

【都道府県】東京都

【職業】会社員

【自己紹介】

40歳になった頃から少しずつ体調がおかしくなりました。コメカミ付近、左後付近の頭痛、手のしびれ、目の疲労感と痛み、耳鳴り、左首筋の腫れと痛み。それから何度も同様の症状に悩まされ、その都度処置してもらいましたが、昨年は症状が長期化した為、2017年11月、妻の強い要望に背中を押され、しっかり調べてもらうことにしました。

職場近くのクリニックに行き、ここ数年の症状を説明、触診やエコーをしてもらいましたが原因はわからず、大きな病院での検査を勧められました。すぐに大学病院を紹介してもらい、内視鏡、エコー、細胞診、CT 、MRI、といった検査を重ねた結果、2017年12月、上咽頭癌と宣告されました。

翌週、妻と二人で、現在の病状や今後の治療について、詳しい説明を聞きました。

日本では稀な種類の癌でした。
上咽頭癌という、鼻腔の奥にできる腫瘍でした。
脳や筋肉にも浸潤が進んでいる疑いがあり、転移した首リンパの腫瘍は左だけでなく右側にもあったそうです。進行度は、ステージ3〜4a。少なくとも3ヶ月入院し、化学療法と放射線治療を併用した治療を行う必要がある、と。

それって結構ヤバいんじゃない?と思いましたが、主治医は決して深刻な雰囲気は出さず、とてもカジュアルな接し方をしていたことをよく覚えています。私自身も大病の経験がないため、見解や治療方針をそのまま受け取るしかありませんでした。不思議と怪しんだり疑ったりもしませんでした。主治医は意図して接し方を変えていたのかはわかりませんが、この距離感が当時の私達にとってはベストな緊張感だったと思います。この主治医との出会いには感謝です。治療を重ねていくごとに信頼関係を築くことができました。

セカンドオピニオンもやりました。全てが初めての私達にとっては、二人の医師が同じ見解、治療方針であったことには、とても安心しました。(逆にバラバラだったら、きっと判断に迷って、相当決断が遅れただろうと思います)

世の中は年の瀬ムード、あと10日で2017年も終わる、そんな時期でした。私は体調も優れず、気持ちも萎えていましたので、治療開始までの期間は有休を取得し、ゆっくり過ごすことにしました。また、この時は新居への引越し直後でもあった為か、心も身体も環境も落ち着かない、どこかふわふわした年末年始でした。

この頃も体調は優れませんでした。
頭痛、眼の疲れ、左耳の痛みと聞こえが悪く、首両側リンパの痛みで夜は眠れず、睡眠不足が続いていました。果たして良くなるのだろうか、この先自分はどうなってしまうのだろうか、といったような、漠然とした不安を感じていたのを覚えています。

2018年1月に入院、治療は始まりました。
噂には聞いていた化学療法の副作用は、想像したよりも辛く重いものでした。頭痛、吐気、体が鉛のように重い。食べられない、動けない、何もする気になれない。味覚の喪失、脱毛。点滴は一週間、そのあと二週間を空けて、計4回の化学療法を行いました。抗がん剤の副作用は回数を追うごとに増していき、最後の投薬では副作用の抜けは感じられませんでした。

また、放射線治療の副作用にも悩まされました。
皮膚の痛み、口の中や喉の炎症による痛みなど、化学療法とコラボした副作用は、私から飲食のすべてを奪っていきました。食べることはおろか、水を飲むことも難しく、体重はどんどん減っていきました。例えば米、親指の先ほどの塊ひとつ分程度を数粒ごと、10分くらいかけてゆっくり食べるのがやっとでした。痛みを堪えて口に入れても、噛むことはできても、唾液が分泌ができないため、水で流し込みました。そして吐気、ひと口ごとに嘔吐することも珍しくありませんでした。そして味覚は徐々に失われていき、ひと月もかからず食に対する欲求は無くなりました。

睡眠時には乾燥対策の保湿。それでも痛みは上回り、睡眠は減り、生活リズムは乱れました。処方されていた薬は次第に強いものに替わり、医療用麻薬を服用するようになっていました。すると今度は麻薬の副作用に悩まされ、眩暈、幻覚、幻聴など、堂々巡りでした。

手足は凍えるように寒く、指先は氷に触れているような冷たさと痛みと痺れ。箸やスマホは指先の震えに苦労しました。

体重は4ヶ月で20キロ減りました。70キロそこそこのあった体重が50キロそこそこになりました。筋力も体力も低下し、階段は一度に10段が限界、徒歩は続けて五分も歩くことはできなくなっていました。

難聴や耳鳴、耳の痛みにも苦労しました。24時間鳴り止まない耳鳴りと聞こえづらさのストレス。シャワーを浴びる時の、浴室や自分の頭に当たるシャワーの音が嫌で嫌で、このままおかしくなってしまう、自分は狂うのではないかという不安感・恐怖感・焦燥感にかられ、途方に暮れました。

2018年5月に退院、それから2週間毎の診察と血液検査を行い、自宅療養しました。

2019年2月に復職しました。

【ご登録時の状況】

経過観察中です。
毎月の診察と3ヶ月毎の検査をしています。

【思うこと、考えること】

心底つらかったけど、色々な人に優しくされて嬉しかった。でももう勘弁してください(;ω;)

【その他】

[血液型] B

[星座] 射手座

[趣味・特技] 野球観戦

[既婚/未婚] 既婚

[長所] 癒し系

[好きな動物] 猫

[好きな食べ物] しらす

[好きなスポーツ] 野球

[好きな色] 黒

[好きな季節] 秋

[好きな音楽ジャンル] 何でも

[好きなブランド] gold

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