病歴・治療歴
2018年12月:多発性骨髄腫の疑い
2019年01月:いろいろな検査を一か月程度行いやっとスキルス胃がんと発覚
2019年01月:骨転移、腹膜播種、卵巣転移など発覚
2019年01月:片側卵巣摘出
2019年02月:抗がん剤治療開始
2019年03月:退院(以降は外来での治療を行うことになる)
2019年04月:食欲不振、嘔気があり外来でそのまま再入院
2019年05月:胃の動きが悪く薬でも改善が見込まれず小腸と胃をつなぐバイパス手術を行う(抗がん剤治療一旦中止)
2019年06月:退院。以後また外来で治療を行っていく予定
【関連のエピソード】
2018年11月末頃、腰と股関節のあたりに強い痛みを感じていました。整形外科に行くと「ヒップスパイン症候群」だと診断されました。この症状になるのはめずらしいそうですが、そこから週一で電気治療などで通うことに。定期的に冷やせば大丈夫とのことで遊園地に行き乗り物に乗っていたところ痛みが悪化。歩行困難な状態になり近くの病院に搬送し検査してもらったとこを、骨がすかすかで穴が開いて骨折しているとのこと。
家の近くの病院へ転院し精密検査を行ったのですが専門の科でないとわからないと言われました。腰の痛みが引き歩行できるまで2週間程度入院し、専門の科がある病院へ予定日まで家へ戻りました。しかし数日たつと今度は胸骨付近に激痛があり息もしづらくなり救急搬送で行く予定の病院で検査してもらったところ、骨が圧迫骨折しているとのこと。痛み止めをもらい予定日までもたせました。
予定日になり検査をしましたが、血液検査でもわからず、最終的に骨髄検査をしたところ消化器系の炎症値がかなり高いとのこと。
この時点で血液内科という科から腫瘍内科へ移動してくださいと言われました。嫌な予感はしました。
薬がきれると激痛でベッドからも起き上がれず、このまま入院して検査していきましょうということに。
最初に胃がんが疑われて内視鏡をやった際疑わしい部分があったそうなのですが、一旦おいてほかの子宮や大腸や乳がんなど検査を一か月かけて行いました。その後一度卵巣腫瘍で片側を摘出、最初は原発不明がんと言われました。
再度一か月ほど後に内視鏡を行うと一か月前に比べてかなり肥大している状態がわかりました。
摘出した卵巣で病理にだしたところ結局胃が原発なのではということでやっと、やっとどういった治療を行っていくか方向が決まっていきました。
圧迫骨折している二か所か脊椎の神経部分にあたりそうになっていて放射線治療もそれぞれ4.5回ずつ行いました。
抗がん剤治療がはじまるまでかなり時間がかかり、骨はもう手術ができず固めることしかできない、しかも根治は不可能。
リハビリで歩くことはできるようになりましたが、骨が折れやすいのには変わりはなく外へ出るときには付き添いが必要、
外来で化学治療を続ける、仕事にはまだ復職できていない、いろいろな不安がまだまだぬぐうことがきません。