患者さんとの関係
父
【関連のエピソード】
優しい父親でした。体調が悪いと病院に行っていたのですが、喉・・・耳鼻科だけ行ってませんでした。
病歴・治療歴
2019年06月:中咽頭癌ステージ4告知
2019年07月:抗がん剤1クルー目
2019年08月:抗がん剤2クルー+放射線
2019年10月:リハビリ病院に転院
2019年12月:もとの病院に転院
2019年12月:死亡
【関連のエピソード】
あれから、半年。父親はいません。病院間のシステムやら病院の資質など考えさせられる点が多数心に引っ掛かったままです。
3クルーの抗がん剤と放射線治療をやる予定でしたが、胃ろうの手術後状態が悪化調べてみたら手術中に小腸をはさみ腸閉塞の手術。体力の低下から、抗がん剤2クルーしか出来ず……。しかし、 放射線が終わったら喉の癌自体は小さくなってるから良かったと言われて、体力回復の為リハビリ病院に転院。うまく回復していると思っていた、退院2週間前位から体力がまた低下していき、起立性低血圧・体内のナトリウムの調整がうまくいかない・顔の異常な腫れ等の症状が出るも、リハビリ病棟なので治療は出来ないと言われ、院内紹介もなし。結局どんどん歩けなくなる中、リハビリ棟に入院できる2ヶ月がくるからとにかく在宅介護するようにと、強硬に退院カンファレンスを受けさされ・・・。納得いかないので、その病院にたまたま外来診療応援に来られた、もといた病院の先生に診察して頂き、転移の可能性ありと無理矢理もとの病院に連れて帰って下さいました。
救急車で転院して、4日で肺や肝臓やリンパに多発性転移が認められ、余命1~2ヶ月と宣告を受けました。しかし、3日後には余命1~2週間に変わりその週には亡くなりました。
最後を迎える2日前にも他の患者さんの薬を間違って投与されたり・・・(副作用は、ないらしいです)
最後をきちんとみて頂いたし、転移自体は防げなかっただろうけど、病院内でのミスに近い行為や病院同士の決まり事、入院期間の限定。
落ちついて考えたら、リハビリの病院に行かず自宅で介護していたら、しばりなく病院にも行け転移ももっと早くわかったのではないかと、悔やまれるばかりです。