病歴・治療歴
2019年06月:都内大学病院へ紹介状を持って受診。手術で取ってみないと判断できないとのことで手術と術前検査の日程が決まる。
2019年07月:ロボット手術にて前縦隔腫瘍を取る。速報の病理検査では初期の胸腺腫。術後3日後には退院。いつも通りの生活をして良いと言われるも、重いものも持てず息切れもあり。
2019年09月:1ヶ月以上待って病理検査の結果を聞きに行ったところ、胸腺腫ではなく胚細胞腫瘍(セミノーマ )ステージ1と言われる。想定していなかった病名に、夫婦で動揺する。PET検査の予約を入れる。原発が縦隔でなく精巣である可能性があるためそのまま泌尿器科を受診。触診・超音波検査で腫瘍らしきものは見当たらず、PET検査まで待つことに。
2019年10月:PET検査の結果、この時点で腫瘍の所見は見られず、原発巣は手術で取った縦隔だと判断。
2019年12月:術後半年のCT検査・血液検査を年内に前倒し。術後の経過は異常なし。
2020年07月:術後1年のCT検査・血液検査。画像、腫瘍マーカーともに異常なしとのこと。
【関連のエピソード】
当初、胸腺腫だと言われており、結果希少がんと言われる胚細胞腫瘍だったので、主治医の言葉を信じたい気持ちと本当に合っているのかという不安感で揺れました。さらに、原発が胚細胞腫瘍の9割を占めると言われる精巣ではなさそうだとの診断から、余計に不安に。治療のガイドラインも精巣腫瘍のものに準じるといったことが書いてあったり、文献も該当する患者数が少なかったりしたので、不安でした。