この病気のエピソード
2019年11/27。夫と共に牛丼屋さんへ。この週は胃の調子が悪かったので、並盛りのご飯がちょっと多くて5口ぐらいいらない。いつもだったら食べれるはずの量だし、無理して食べてたら(パツッ)って胃がした。あれれれ、、、と思いつつ完食。その後、さらに食べれなくなる。
11/29、この1週間、ほとんど食べてないのに全くお腹が空かないのが異常と感じる。最終的に1日の食事は仕事前に食べる惣菜パン1つだけ。毎日の便がおかしくて恐怖をあおる。主治医を夕方に訪問。問診中の私のボヤきに先生の目がキラリと光った。「内視鏡で胃の中を見ちゃおうかね〜」「そんなに食べてないなら、ちょっと急ぐねぇ〜」と言われ、無抵抗に同意。
11/30の検査当日は「胃の上がカッチカチ!胆汁が胃にありましたよ?」「念のため、細胞をちょっととりました」と伝えて頂きました。
1週間後に検査結果を聞きに行った時、胃炎と思ってる悠長な私を、看護婦さんは刺すような目線で(真面目な話ですよ)と、無言で伝えてきました。(ん?胃炎ごときで何を真剣な顔をしてるんでしょう?)と思った次第です。
病歴・治療歴
2019年04月:びらん性胃炎、表層性胃炎、食道裂孔ヘルニア 健診「C」
2019年11月:11/30 内視鏡 ポリープ有り 生検結果 スキルス胃がんGroup4
2019年12月:12/13 内視鏡 ポリープ有り 生検結果 スキルス胃がんGroup1
2020年01月:01/08 内視鏡 ポリープ縮小 生検結果 スキルス胃がんGroup1
2020年04月:04/08 内視鏡検査
【関連のエピソード】
1/8の生検は、異常細胞が消滅していた。1度はGroup4になったので、3ケ月後に岐大で内視鏡検査を行う。かかりつけ医も3ケ月後検診を必ず受けるように念を押す。
病歴・治療歴
2019年12月:♨️温泉療法 2019♨️ 🤗
12/02 ラドン温泉 岩寿荘(中津川) 15:30、19:00、22:00、2:00、8:00
12/16 ラドン温泉 旅館清龍(高山) 15:00、18:00、20:00、6:00
12/24 ラドン温泉 金泉の湯(猿投) 10:30、12:30
2020年01月:♨️温泉療法 2020♨️ 🤗
01/05 ラドン温泉 金泉閣(猿投) 15:00、16:45、22:00、24:45、5:00、9:30
※ 11/30と12/13にあった、悪性の疑いが強い胃粘膜内ポリープが1/8に無くなっていた。
【関連のエピソード】
岩寿荘(中津川) http://iwasusou.com/
旅館清龍(高山) https://ryokan-seiryu.co.jp/
金泉の湯 (愛知) https://www.sanageonsen.jp/kinsenyu/top
さら・さくらの湯 https://www.city.inuyama.aichi.jp/kurashi/1000224/1000289/1002613/index.html
初回の岩寿荘では、がんとも知らずに胃炎の温泉療養をした所、お湯に入るとものすごく胃が落ち着くと体感。食べれないので無理と感じた食べ物は残すしかないと思って行ったのに。それが食欲が戻るというより、健康そのものになる。薬(ガスター20)は効いてなかったけど、旅館で急に食欲が増す。ご馳走が目の前にあったからかな?
とにかく、毎回必ず、お風呂上がりにとても調子が良くなります。
また、犬山市にさら・さくらの湯(ラドン温泉)¥500があるので、午前に胃の調子が良くなければ、ささっと気ままに行ってます。力んで名湯を追い求める姿勢はなく「そもそも適量は誰も知らないんだしー」「抗がん剤も当たり外れあるしー」と心は適当です。
◎食前に入ると調子が非常に良くなる。
◎下唇の下までお湯に浸かり、鼻から深呼吸をする。
◎何回か深呼吸をすると、肺と胃に「入ってる」と感じる。
◎半身浴よりスッポリ入ると水圧で胃が握られ、マッサージされてる感覚
◎10分入ってるだけ
◎夕食前 身体を洗う→入浴→洗顔→入浴→髪の毛洗う→入浴 で一度は出来る限りお風呂に居座る。
◎入浴後はうたた寝か果物や野菜ジュース、又はお菓子を食べる。
◎夕食15分前に出て、30分以内に食事開始。
◎客室ではひたすら、ぐーたらする。観光はしてないも同然程度で。
◎痩せ型に効果的
◎明記にあるラドン温泉の効能通り、胃が3日に一度は温泉に入りたい
◎沢山入るから、更衣室に置いてある血圧計でその都度チェック。目立った変化がない確認をする。
悪性腫瘍は温泉法によって入浴が禁止との事。最初は胃炎患者として行ったのでもうずっと入っちゃってました。悪性細胞がある私でも、体感で胃が落ち着くので行っちゃってます。主治医の先生は特に止めませんでした。胃炎が治まりつつあるのと、胃粘膜の生検結果においてはGroup4がGroup1になったので良しとしています。温泉の質との因果関係は、体感としては特に差は感じません。遠路遥々、飛行機で日本屈指のラドン温泉へ行かなくても、家族旅行程度の感覚で。又、温泉の湯を汲んで運んでいるラドン温泉銭湯でも体感はまったく同じです。家のお風呂でも胃はおさまります。
体温は正常でも、軽作業中で身体が温まっていても、胃の周りだけカッキンコッキンに冷たくなることがあり、そんな時はさすってました。胃は冷やさない方がいいと思う。
生検で細胞を13個も取ったのに、1つも悪性細胞がなくて。「細胞はGroup1(異常なし)だったということですか?」と聞く私に先生がうなだれてました。「何で1個もないん、、、」と呟くので「ラドン温泉!!?^_^」とつい言ってしまいました。「うふっ。そゆのもいいかもねー」と惰性的な返事(笑)。
初回生検で念のためにちゃちゃっと採取した所が陽性で、2回目で狙って採取したらヒット率0%。
生検でも実は拾えない事があるらしい。大変ながんです。
病歴・治療歴
2019年12月:12月上旬のお薬💫💊🌟 ガスターD錠20mg
2019年12月:12月下旬のお薬💫💊🌟 タケキャブ錠20mg
【関連のエピソード】
◯12月上旬〜 の約4週間
ガスターD錠20mg(朝夕食後) 胃炎、消化管腫瘍の治療。胃を整える。
モサブリドクエン酸塩錠5mg(食後) 胃の働きを良くする。
メトクロプラミド錠5mg(食後) 胃と腸の運動を整え、異常を改善する。
スルピリド錠50mg(食後) 意欲を高める、胃潰瘍と十二指腸潰瘍の薬。メンタル用
2019.11末は赤い斑点の内出血がポツポツとあったのですが、2週間後には胃の荒れ方が収まってきている。軽度ではありますが、びらん性胃炎と鳥肌胃炎の中間的な形状は残ったままで艶もない。メンタルの薬も服用しているので、呑気に治療をしています。胃の痛みはなくなったが、薬の効果も大きいと思われます。9時間飲まないとやはり痛くなります。
◯12/27〜 の8週間
ガスター錠20mg →タケキャブ錠20mg(1日1錠)に変更。胃酸の分泌を抑える薬。その他薬は引き続き服用。
「間違えて、ガスターを1日3回飲んでた時は絶好調だったんですけど。1日2回にしたらあんまり、、、、。昨日の夜は胃が変で、薬を飲んでも治らないし。なんか胃に滝ができて。小人がクルッと前転してた。だって、虫みたいな、なんか胃にいるんです。そしたら、胆汁か何かだと思うけど、シャーーって出たんです。シャーーーって。薬じゃどうにもならないんで、家でお風呂に入ったら治りました。お風呂なしでできるといいんだけど、、、」と、真顔で勇気ある描写をしましたw。
1日3回飲んでた時は利き目があったので、3回飲んでも良いものか確認しに行ったら、お薬を変更して下さいました。一般人に分かりやすい説明をするふなびき先生は「最強の薬に変更する!」と言う言い方をしましたw。薬剤師さんに「これが最強の薬ですか?」と聞いたら意味が通じず(笑)「(は?)んー。確かにガスターは弱いのよー」と返事を頂きました。薬剤師さんは詳しい説明を時間をかけてして下さいました。
ちゃんこ風おうどんをお昼に食べて♪1回目の服用終了!
お風呂や薬が素直に反応する肉体。このまま続きますように。
タケキャブの効果は、胃がぐずる量や感じ方はガスターD錠と変化はそれほどない。しかし、どうしてだか急に太り出して、お腹が空きだす。空腹時は「腹ペコスイッチ」が強く入るので、餓鬼地獄の極悪人化のように、なにかを貪って食べたくなります。食後の服用後に何か食べたくなってしまいます。
リハビリ・復帰歴
2019年12月:フルタイムを半日出勤で勤務変更、年末退職。
2019年01月:2020年1月 チェーン店(飲食店)の契約社員で入社予定
【関連のエピソード】
11月末退職だったけど「年末まで働いて。^_^」って、退職日2日前に言う工場長w!「ぇぇぇえ、、、。退職祝いのキャンプ、行くもん!怒」って言ったら「キャンプは行っていいから!」って言うので、12月末退社に変更。そうしたら検査で「あゆサン、が◯かも」って流れになってしまって、現場の先輩の顔がこわばる(苦笑)。胆汁が胃に流れる前傾姿勢は御免ですので、女の子らしく「ヨイショ♪」と膝をお淑やかに曲げてます。応援がたくさん来て、持ち場1つを予定時間内にギリギリ終わらせてます(汗)。
(別に11月末で退職でいい人なんだが、、、、)、(工場長ー。診断の結果が出てから復帰を言えよぉ〜)と、私を含めた現場全員で思いつつ、退職日の任期を全うできそうです。
でも、真面目な話。共存して働く練習ができる貴重な経験をさせて頂けて、ものすごく有難いのです。
休職するように誘って下さったり、日本企業の暖かさを退職でも知りました。
工場長、私の新しい職場の常連との事「俺の通ってる◯◯店で働きたいって言ってよーぉ」ですってw。
配属先にお客様で来て下さるそうです。^_^
2019年12月26日。採用のお電話を頂けました。^_^
お正月明けから勤務開始です。
思えば、無気力に流れでトライした内視鏡で思ってもみない展開に。健常者として採用の問い合わせをしたのに、採用の時は疑い度Group4。採用を伝えて下さるお言葉を20秒ほど大いに味わう。(言わなきゃな、、、不採用もいたしかたなし、、、)と、胃がんの疑いがある事を伝えました。折り返し、すぐにご連絡下さり、例え、がんだったとしても、体調に合わせて働けば良いとのこと。本当に働きたいのか、ご確認しました。「はーたらきたぁ〜い♪」「働くぅ〜」のスの叫びに、人事の女性も笑うしかなかったようでw。
よくよく考えれば、私は働かず、食うて寝てのダラダラ過ごす、てーたらくな生き方が大好きなんだけど。
なんで「働きたーい」なんて心から言ったんかね?w
自分でも謎。
治療を受けた病院
ふなびきクリニック&岐阜大学医学部付属病院
【関連のエピソード】
《ふなびきクリニック》 かかりつけ医
◯ 症状に合わせた薬を調合
◯ 内視鏡検査、CT検査。バリュウム検査有
◯ 血液検査は外注なので、結果は1週間後
◯スキルス胃がんの疑いが強い説明を看護婦さんとのタッグで教え込む。
内視鏡検査の麻酔から覚ますために肩を叩かれて一言「!イビキかいた?!?」のスの一言に、(なに言うんや)的にぷっと笑われ「かいてないよー、かいてないよ(ニヤニヤ)」と言われる。
《岐阜大学医学部付属病院》
◯消化器内科、消化器外科共に、胃の専門医によって問診。
◯ふなびきクリニックでの内視鏡、CT検査結果を参考にコメント
◯外科医師は「私の主観」と念を押し、スキルス胃がんに見えないとコメント
◯とは言っても検査は急ぐと言う。
◯スキルス胃がんだと言った医者達のメンツを潰さないようフォロー
◯今後の最終検査の説明
◯胃炎系のトラブルは、かかりつけ医に話して欲しいとの事。
◯このイボ(ポリープ)が、がんになるかは誰も分からない。
◯定期健診は岐大にしていき、検査間隔は最後に決定する。
消化器外科では、看護婦さんが少し離れた所で話を聞いていたが、医師が無言でつーーーーっとカーテンを自分で閉める。(君、不要、、、、)って感じで、なんかコメディのようでした。
病院に対する満足度
とても満足
【関連のエピソード】
《ふなびきクリニック》2019年12月
院長先生の専門分野は内視鏡検査で、若かりし頃に大病院でご修行を沢山されたようです。かかりつけ医で地域密着型ですが、内視鏡がある充実した病院。麻酔をしますので、痛みは全くなくて、じっくりと見て下さってるようです。
治療は、伝えた症状に合わせた薬を考えて下さいます。胃カメラ、CTがあるかかりつけ医ですので、感覚的な診断ではなく医学的な見解を述べる病院。
院長先生は優しくてツラれて呑気になってる私を、看護婦さんが目力で(胃炎じゃないです、、、)と伝えて下さる。先生と話しながら、横目でチラッと看護婦さんを見てる次第です。土曜日に、名古屋西部医療センターの消化器内科の先生が非常勤として診察に来ています。その先生の勤め先で最終検査をします。
院長先生、髪の毛の半分がロン毛で半分がビジネスマン風なんです。白衣の下はロック系でキメてます。何でなのか、いつも気になってしまいます。個性的なヘアスタイルのため、初診は小さく後づ去りしてしまいましたw。
どなたか、院長先生に髪型の理由をお伺いして下さいませんか?
《名古屋西部医療センター》2019年12/25
初診の際に消化器外科と消化器内科の先生の連携ミス多発のため、一旦は内視鏡の予約を先生ととりましたが、「ここでは治療しません。^_^」と内科受付で伝達、血液検査を受けないと伝える。内科医師にすぐ呼び戻されましたが「命をあなた達に預けるのが怖い」と面と向かって言える訳もない。連携が取れてないのに、私のせいにしてくるので入院するのが怖すぎる。医師が「連携が取れてないのでもう1回説明して♪」とは言えないし。
2019.12/26
昨日、看護婦さんに病院に来るように、電話したら言われ。そして行ったら先生が「なんで、、、来たの?」ですって。検査のCD画像は主治医が再発行できないって言うし。医療センターでは即決で「ここで手術しない」と言ってるのに、内科の先生は返却しない。で?郵送してくれるかと思いきや受付さんは「いつ取りに来ますかー?何時頃ですかー?」ですって。現物が探せれてないのに、取りに来いと言われる。やっぱり怖いw。
そしてCDRを受け取りに行くと、昨日、受付けになかった「CDRの返却のご希望は当日に申して下さい」とB4の看板があった。不手際があったら、すっと出せる看板をいくつも持ってる(笑)。昨日、その看板を出しておいてよ。やめ、やめ、不誠実な病院(笑)。
レストランも怖い!
院内のレストランへランチに行きました。杖をついて歩くのがやっとの初老女性が私のテーブル近くを必死に歩いていた。店内は満席に近い。「!!相席、いいですよ。ここに座って♪」と伝えたら嬉しそうに座って下さった。お互い、消化器外科の待合で待ってましたけど、もちろんお話はしてないです。私のエビフライ定食が届いた時、ウエートレス さんが初老女性に「何で座ってんの?あっち!」って指図。「相席、いいって言いましたよ」と言ったんだけど。お互いに相席を了承してるのに、初老女性が移動。
病院のレストランって怖いんですね??1人で通院してる者同士、レストランでお喋りしてもいいやんケェ〜。
あたくしは、田舎の病院で結構でございます。
《岐阜大学医学部付属病院》
医者、看護婦共に心が温かく能力が高い。
がんセンターがある総合病院なので、がんに万全の体制がある。消化器外科は、内臓ごとに専門師がいるので特化している。
愛知県は愛知県がんセンターは総合病院ではないので、合併症のフォローに弱い面はいたしかたなし。又、胃がん手術は他の総合病院では少なめで対応が悩みがち。名古屋大学付属病院は、胃よりも胆管の手術件数が多いし。ということで、交通距離も大きく変わらないので、岐大まで足を運びました。胃カメラは鎮痛剤摂取の選択ができるので、そうしました。
デメリットは他より恐ろしく待たされます。しかし、通常はレントゲンも予約して再度来院になるはずですが、初診の日にレントゲンまで行ったので会計が15:30になったのもあります。10:30に受付に到着しています。
待たされる理由に、1つ1つの診察が丁寧でゆったりしており、慌てた素振りを全く見せないです。岐阜人は素晴らしいと感じました。看護婦さんも1人、1人の患者さんとも明るい会話を気楽に話せるのもすごい。でも、その分、遅くはなる(汗)。
道中の山の景色が美しく、観光気分で病院に行けました。山好きには岐大が極上に感じることでしょう。