この病気のエピソード
盲腸になり、CT検査をしたところ肝臓の影が見つかりました。その日のうちに検査入院し、原発巣は胃癌、肝転移、リンパ転移が判明。
会社の健康診断で10年前にすでにポリープが見つかっていたものの、バリウムが苦手なだけでその後の検査を拒否。なんとなく胃の不快感を感じて、たまにはやっておくかと検査に踏み切ったら、相変わらずのポリープの存在。嫌な予感がして胃カメラの予約を取った矢先の出来事です。
検査入院から日をあらため、抗ガン剤治療の為再入院。
これはシスプラチン使用の為で、その後の2nd、3rdは日帰りです。1st、2ndのあとでそれぞれCT検査をしたところ、転移している肝臓の影が増大していたため、中止にいたっています。
現在3rdラインにて、増え続けた腫瘍マーカーが減少してきたため、ようやく光が見え始めました。
ちなみに4thラインではイリノテカンになる模様。
患者さんとの関係
本人
病歴・治療歴
2015年08月:XPハーセプチン療法(シスプラチン・ハーセプチン・ゼローダ)開始 1クール目
2015年09月:XPハーセプチン療法 2クール目 ※効果なしの為、これで中止
2015年10月:SOX療法(オキサリプラチン、TS-1) 1クール目
2015年11月:SOX療法 2クール目 ※効果なしの為、これで中止
2015年12月:パクリタキセル・サイラムザ 1クール目
2016年01月:パクリタキセル・サイラムザ 2クール目
2016年02月:パクリタキセル・サイラムザ 3クール目
2016年03月:パクリタキセル・サイラムザ 4クール目
【関連のエピソード】
<副作用>
①XPハーセプチン療法(シスプラチン・ハーセプチン・ゼローダ)
制吐剤のイメンドを服用しましたが、さすがにシスプラチンは完全に食欲を失いました。目もシパシパして開けられないほどの眠気もあり、ほぼダウン状態です。2泊3日の入院で、退院後も丸3日はゴロゴロしていましたし、食事はほぼ乾いたパンとバナナで食いつないでいましたが、これも飲み薬の為だけの食事です。故に体重もあっというまに落ち、家族を一番心配させた療法です。ハーセプチンは特に困った印象なし。ゼローダは朝晩5錠飲むのに、水でタプタプになり辛かった。
あと、歩けないほどふくらはぎの筋肉を傷めて、外出時は杖を携帯していました。手が軽く発熱して不快だったので、アルミやステンレスの鉄球を購入し、にぎにぎしてました。あと特有の匂いがありますかね。口の中が気持ち悪かったです。髪はそれほど抜けませんでした。
②SOX療法(オキサリプラチン、TS-1)
前回の手の発熱とうってかわって、オキサリプラチンは冷気にふれると顔面がへの字に麻痺するほど、冷たいものの刺激が顕著でした。水もダメ、冷蔵庫もピリピリ。せっかく買った鉄球もどこへやら。シスプラチンほど全身ぐったりではなかったですが、TS-1は服用中ずっとムカムカとして嫌な感じで、これは今後飲みたくないなぁという印象を持ちました。食欲も元通りにはならず、まだまだ体重は減ったまま。ただ前回の筋肉への影響がそれほどでなかったので、歩行には問題なくスタスタと動いていました。手指の色素沈着が増して、色白→色黒になりました。髪もまだあり、若干減少。
③パクリタキセル・サイラムザ
これは絶好調に食欲が戻り、異常に食べ、あっというまに失った体重を軽く超えました。1~2クール目はこれといって困ったことなく、点滴当日だけ休暇を取り、ほぼ通常出勤をしています。脱毛は予定通り、ハラハラと増えてきましたので、美容院で先に1ミリ坊主にしてもらいました。この1ミリ坊主がボロボロと抜ける様が結構不気味で、ほこり取りのごとくガムテープでペタペタと残毛を取り除いたと話して、思いのほか看護師さんに怒られました。
3クール目にはいり、全身の筋肉痛・神経痛が出ています。あまりに痛いときは鎮痛剤を飲む程度です。あと漢方の十全大補湯・午車腎気丸を服用してます。少し指先の色素沈着はが薄れてきた気がしますが、しびれはすごい主張します。手も足もビリビリしてます。でも炊事・洗濯も出来るし、日常生活をする分にはこの薬が長く続くと予定がたてやすいのになぁと思ってます。
治療全般を通して、白血球は基本低く、3分の1は治療中止になってるのでは?と思います。ただこれは食事でどうにか出来るものでもないらしいので、気長にかまえてますが、家族にとってはイライラの種な様子。中止になるたびに「セカンドオピニオン」をにおわされるのでちょっとウンザリ。