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2018年5月、52歳の時に大腸がん(横行結腸がん)の告知を受けました。ステージはⅢbでした。
横行結腸がんは、大腸がんの中でも最も自覚症状の出にくい場所にできるがんだそうですね。私自身、何の自覚症状もなく、健康診断ではいつもAが並んでいる生活を送っていました。便秘にも下痢にも無縁で、子供の頃から胃腸の丈夫さには特に自信がありました。食事は基本的に全て自分で作り、健康にも気を遣っていました。野菜中心で低糖質の食生活。インスタントものやファーストフード、ジャンクフードは食べる習慣がありませんでした。煙草も吸わず、お酒も殆ど飲みません。ジムにも通い、ヨガもやり、BMIは18。不摂生とは無縁の生活をしていたのに大腸がんになり、心の底から驚きました。大腸内視鏡検査を受けた当日に、そのクリニックで進行がんであることを告知されましたが、ショックを受けるよりも信じられないという思いでいっぱいでした。「それは私の画像ですか?」「私の名前は○○○ですが人違いではないですか?」と医師に確認したほどでした。
50代になったので全身チェックをしてみよう、一度、大腸内視鏡検査でもしてみようと思い立ち、たまたま受けた検査でがんを告知されたのが始まりでした。
2018年6月 腹腔鏡下で手術。
術後、抗がん剤治療(オキサリプラチン+ゼローダ)を8クール行いました。副作用に苦しみ、途中で勤務を諦め、長期休暇に切り替えて治療を続行しました。
2018年12月末に抗がん剤治療が終了。
2019年1月に職場復帰し、現在に至ります。
当時、大学受験生の息子もいて、母1人息子1人の家庭のため、誰にも弱音を吐けず手術も治療も行いました。年老いて病気がちの両親には病名も言わず手術をしました。勤務先ではごく内輪の人たちにだけ病名を知らせて闘病しましたが、想定外の辛い経験も随分味わいました。自分と同じような境遇の人を知らなかったため、情報交換も相談も出来ず、孤独でした。カウンセラーや産業医等に助けていただきながら職場復帰をし、ようやく1年が過ぎたところです。
2023年10月 再発転移なく現在に至る
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