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社会的な背景

ガンの告知は、衝撃です。
そして、診断・治療のなかで、
さまざまなストレスを体験します。
ときには、絶望したり、
不安から心の病にかかる方もいます。

国立がん研究センターの調査報告 (*1) によれば、ガンと診断された患者が1年以内に自殺するリスクは、診断されていない人の約20倍になるとあります。

(引用:国立がん研究センターHP http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3399.html )

がん診断後の自殺、がん診断からの期間

また、警視庁の統計(*2)によれば、健康問題を理由とした自殺者が最も多く、全体の半数に及ぶとされています。 (出典:内閣府)


5yearsは、患者さんの心を助け、命を守りたい

多くの患者さんが、病気を乗り越え、社会に戻っていきます。

患者さんにとって、闘病中に、いちばん「力」になるのは、希望、癒し、情報、です。

死を考えてしまうほどの厳しい精神ストレスの中で、前向きに積極的に病気と向き合うとき、最も力になるのは、先にガンを経験した人たちが与えてくれる、将来への希望、孤独感からの癒し、そして、有益な情報です。

わたしたち、5yearsは、患者さんとご家族の心を支え、力になりたい。
そして、病気によるストレスで自らの命を絶つような人をひとりでも多く救いたい。

これまでの情報媒体は、社会に戻った人たちについての情報を提供していません。

社会に戻った人たちの紹介は、「生きる希望」です。

そして、経験者たちとのコミュニケーションは、「孤独からの癒し」です。

経験者たちとの交流から、「有益な情報」が得られるはずです。

5yerasが提供するサービスは、闘病当時、わたし自身が欲しかったものです。
元気になったいま、それをつくりたいのです。

5yearsは、病気を乗り越え社会に戻った人たちをご紹介し(希望)、ガン経験者たちとのコミュニケーションを可能にし(癒し)、そして、経験した人たちが持つ経験知(情報)を、命と向き合っている人たちに、ご提供します。

わたしたちの活動を知って頂き、サポートして頂けるとうれしいです。

未来はいつだって輝かしい
5years

(*1) 独立行政法人 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究グループ 「がんの診断と自殺および他の外因死との関連について(2014年4月)」
(*2) 内閣府自殺対策推進室 「平成25年中における自殺の状況(平成26年3月13日)」