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【病歴・治療歴】
2022年11月 生検手術後、2週間後に遺伝子ゲノム検査の結果が判る。あいにくドライバー遺伝子変異の陽性が、EGFRやALKといったメジャーなものではなく、HER2という2%の希少なタイプだったので、それに見合う分子標的治療薬はない、と告げられた。病院からはいわゆる標準治療(従来の抗がん剤による化学療法)を勧められたが、もっと他にも道はないものかと思い、調べてゆくうちに、治験(臨床試験)で目下、第一三共とアストラゼネカが共同開発中のHER2抗体薬を受けることができるかもしれない…という情報を得て、その拠点病院のひとつとなっている福岡の九州大学病院へ通い始める。
2022年12月 治験に参加するためには、様々な細かい条件をクリアしなくてはならない。まず骨転移したところからの生検サンプルによる遺伝子検査はNGとのことで、改めて胸腔鏡による外科手術を行い、右肺下葉から腫瘍の一部を楔形に摘出することになる。12月13日無事に終了。
2023年1月 MRIによる脳転移の有無。CTによる原発巣の増大の有無。血液検査や心電図、心エコー、肺機能検査など様々な壁を乗り越えて、ようやく治験の参加資格を得る。が、しかし治験は比較試験で成り立っているとのことで、開発中の抗体薬によるグループか標準治療によるグループか、直前に患者が無作為に振り分けられると知らされる。1月31日、担当医から「標準治療です」と告げられ失望。しかし気を取り直し「もはややるべきことはやりつくしたのだから、あとは医療従事者の方々と神様にこの身をゆだねよう」と気を取り直して、従来の抗がん剤を受け入れることに決める。
2023年2月 2月2日、肺腺がんが発覚してから約半年ほど経過した。ようやく化学療法として、抗がん剤2種(カルボプラチン・ペメトレキセド)そして免疫チェックポイント阻害薬であるキイトルーダを、点滴で投与。1サイクル3週間で、合計4サイクル。約3か月間に渡り投与を続けるとのこと。今のところ主だった副作用は見られない。少し便秘気味なのと、皮膚のかゆみが始まった。あとは寝起きに少しふらつきを感じるぐらいだ。
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